一般社団法人 音と縁

助成額

助成⾦の活⽤内容

音と縁の理事 2 名は、2019 年にユニットを組み、コロナ禍においてさまざまな支援企画をしてきました。その中で、音楽、それに関わる技術者、店舗が去っていく姿や、教室の発表会が出来ない中、オンラインなどで教えていた生徒が引き籠りとなり、趣味で音楽をしている大人など演奏なんてする必要が無いという目からそれまで音楽を生き甲斐としていた方の悲しい出来事もありました。子供たちも義務教育という強制の世界で音楽を分かち合う楽しみ、喜びを知るものであるのに、禁止され、表現する事を知れないまま大切な時期が過ぎ去ってしまいます。未だ音楽を演奏することへの理解の目が厳しい中で何か光を見いだせないか、と考え、神社に相談をかけ、賛同いただきました。距離を保て、開催自体への理解を得られやすい神社の神楽殿で音楽、文化芸術イベントを開催し、地域商店に出店やサービスを提供していただき手を取り合い、理解、支援、福祉、復興を目指し、また共通の利益向上に資することを目的にしていく運びとなりました。しっかりとした論理、理念を持ちスタートするために非営利の一般社団法人を設立するに至りました。

活動報告

資金をいただき、気持ちにも余裕を持ちイベントに臨むことが出来ました。
参加者の皆様からは、「久しぶりに人前で表現が出来て幸せでした」「素晴らしい機会をありがとうございます」とのお言葉を毎開催いただき、ご来場の方からも素敵な企画のイベントで、屋外なのにまるでホールのような音の空間で心地よいです、等のお声をたくさんいただけました。
開催の中で、個人商店様の協賛も増え、また地域の子供が参加するダンス団体などから出演依頼をいただくことができました。参拝に来られる方も足を止めて「いいですねぇ」と眺めていかれる方も増えてきました。回を重ねるごとに、広がりが実感できます。

今後の展開

オトダマの杜イベントでの発表を目標に子供向けのワークショップを開催予定です。
地域の小中高に積極的に声掛けをし、子どもたちの未来に向け、楽しい！を届けたい。
なにかをすることが、こんなに楽しいことなんだ。みんなで作りあげることが、こんなに楽しいことなんだ。という気持ちを思い出して欲しい。
貴重な場所で、貴重な体験の感動を、楽しみを、たくさんの方に経験していただきたいです。

添付資料