「地域助け合い基金」助成先報告

 日本こども運動協会 二重とびマスター

東京都あきる野市 ウェブサイト
その他

助成額

150,000円2021/05/26

助成⾦の活⽤内容

2020年から続く自粛生活。それでなくても、ゲームなどの影響で昔に比べて子ども達の運動不足が懸念される中、自粛生活で輪をかけて体を動かす機会が減っています。
そして、地域のイベントなども自粛が続き、家の中に籠りがちで、子ども達同士や家族間での交流が減り、地域から孤立しがちになっています。
そこで、2014年からあきる野市内で運動教室を開いている私たちは、緊急事態宣言の5月中、運動クラスを無料で、地域の子ども達とそのご家族全てを対象にして開催することにしました。5月中は、通常の運動教室も、学校体育館が利用不可のため、開催することができません。この機会に、地域のもっとたくさんの子ども達に、楽しく運動する機会を提供したいと思いました。
自粛生活で、ストレスがたまりがちな子ども達に、屋外でのびのびと体を動かす機会を提供したいです。

場所は公園という屋外を利用し、縄跳びを中心としてソーシャルディスタンスを保てる運動を中心に子どもとその家族が楽しく体を動かせる機会を提供します。
そして、「同じ場所で一緒に運動をする」ということで、こんな事態でも、短い時間の屋外で、子ども同士・家族間のコミュニケーションをとることを目的とします。

活動報告

今まで、私たちの活動を知らなかった方々がたくさん教室に参加してくださいました。
緊急事態宣言で、普段通っている習い事の教室などもお休みになり、放課後に行くところがなくて困っていたりして、運動不足が心配されるところを、この教室に来ることができて、屋外で思い切り体を動かせたことは大変助かりました、と新規の参加者の方がおっしゃってくださいました。

一度参加してくださった人が、またお友達を連れてきてくれたりして、口コミでたくさん宣伝していただき、地域の方々と新しくつながることができて、大変よかったです。

また、西多摩新聞の方も取材に来てくださって、この取り組みを記事にしていただけるとのことです。

今後の展開

縄跳びを利用して運動することは、ソーシャルディスタンスを保ちながら、高い強度の運動をすることができ、大変効果的です。
基礎運動能力の低下が嘆かれている昨今において、是非取り入れていただきたい運動です。
昔は、当たり前のようにみんな二重とびができていましたが、最近ではできない子もたくさんいます。
二重とびができるようになるためには、ちょっとしたコツがあります。
その練習方法を、是非もっとたくさんの子ども達と先生方に伝授していきたいと思っています。

地域の小学校をベースに、日本全国の小学生たちに、縄跳びの楽しさや二重とびの練習方法について、指導して回りたいと考えています。

また、この運動教室を指導できる方の養成も行い、日本中に「二重とびマスター」の教室を広げていくことが夢です。

添付資料