「地域助け合い基金」助成先報告

 自立生活センター十彩

愛知県豊田市 ウェブサイト
居場所生活支援その他

助成額

150,000円2021/05/12

助成⾦の活⽤内容

私たちの団体では「地域で自分らしい生活を送りたい」という思いを持つ障害のある方のサポートや、地域の方に障害のある方の生活を知ってもらうための活動を行っています。
これまでは対面という形で「ピア・カウンセリング」、「啓発活動」、「自立生活プログラム」等の活動を行ってきましたが、コロナ禍においてこのような活動が制限されています。
こうした状況の中、これまでの活動を継続していくため、オンラインを活用したピア・カウンセリング、啓発事業等の実施、またそれに伴う行政、他団体との会議を行いたいと考えています。
また団体内での会議、さらに対面での実施が相応しいと考える事業を想定し、感染対策としても助成金を活用させていただきます。

活動報告

購入したノートパソコン等を活用し、他団体や行政とのオンライン会議やイベントへ参加し、情報共有などを行うことができました。
また当団体が主催した事業の中で、オンラインを活用した自宅訪問や講演なども取り入れ、自立生活を目指す障害当事者たちが学ぶ機会をつくることができました。
さらに以前使用していたパソコンではオンライン会議などの途中でフリーズする場面もありましたが、その問題も解消されスムーズに行えるようになりました。
ほか、対面での会議やイベント、相談支援では、感染対策としてアクリル板を使用することで職員間での感染リスクを減らし、来所される利用者の皆様にも、安心できる場を設けることができました。
今回、オンラインの活用により各地域の団体との連携がしやすいことを改めて感じました。それも踏まえ、今後も購入した備品等を活用した事業を計画していきたいと思います。

今後の展開

当団体は、障害の有無に関係なくみんなが過ごしやすい、誰も仲間外れにされないインクルーシブ社会の実現を目標に掲げ活動しています。
これまでも地域の方へ障害当事者の生活について知ってもらう機会や、障害の有無に関係なく参加できるイベントや講演会などを開催してきました。
今後もコロナ禍で人とのつながりが切れないよう、工夫をしながら様々な事業を継続していくとともに、新たな企画も考えていきたいと思います。

添付資料