「地域助け合い基金」助成先報告

NPO法人 道南の未来

北海道北斗市 ウェブサイト
居場所生活支援配食・会食

助成額

146,000円2021/05/12

助成⾦の活⽤内容

本事業はコロナウイルス下でも屋外での子ども食堂を実施していたが、参加人数も増え感染症対策として不十分な面積と判断し活動を休止中。現在まで地域の会館を利用していたが、事業体制の対策・拡大として、会員の2900坪の土地をお借りし、子ども食堂・世代間交流として、新たに農作業体験・花畑作成体験・防災訓練を実施していきたいと考えております。
新型コロナウイルス感染症の拡大をきっかけに経験値の少ない子供たちは子供たちだけで過ごし、情報弱者の高齢者等は常に不安を感じて過ごしたとの声を聞き、以上の経緯から多くの子供たちは居場所や体験の機会を求め、高齢者は食や健康といった安全を求めていると推測いたしました。事業の拡大・感染予防対策をすることで、食と健康、自然とのふれあいの中で共同作業を行い、新しい世代間交流の場を作ることを目的とし、より地域住民の不安の解消・居場所作りの提供を目指し活動をしていきたいと考えております。

活動報告

会員の所有地をお借りし子ども食堂の再開をすることが出来ました。
子ども食堂では新型コロナウイルス感染症が収束しないこともあり屋外でのイベントにするなど三密を回避しながら行っています。その中で災害などが多くなっている今、防災に繋がる体験教室を開催。
そこで本助成金で購入させていただいたカセット式のコンロやホットプレートを使用させていただきました。
使用方法や注意事項を説明しながら大人がお手本を見せ、子供たちにも体験してもらいました。

再開したことにより以前参加していた子供たちや保護者からは、「ずっとまってました」「これからも色んな体験イベント楽しみにしている」などの声が上がっています。
地域住民からは「にぎやかで町が明るくなるね」「子供たちが元気だと元気が出るね」などのうれしい声も上がっています。
近所の高齢者の方が気になって見に来てくれて、今ではイベントに参加したり作業の協力やアドバイスをいただいております。
こうした形で、たくさんの世代が交流することができております。

今後の展開

現在子ども食堂の事業を中心に活動していますが今後は世代間交流や農園作業、花畑作成作業など地域住民みんなが参加できるようなイベントを増やしていき、現在より多くの地域住民を集め地域のコミュニティー強化につながる活動の拡大。
地域住民の不安の解消や居場所づくりとしてイベントのみではなく、日常から集うことのできる場所作りを確立し、多種多様な企業体が会員として所属していることを強みとし、地域住民の相談窓口になれるよう取り組む。
また、当団体で解消できない悩みなど公的機関への架け橋となれるような取組みも同時に行う。
協賛企業、地域住民賛同者を増やしていき、地域の活性化をより濃いものにしていくことを目的に活動を行っていく。

添付資料