「地域助け合い基金」助成先報告

 実家なんとかし隊

東京都世田谷区 ウェブサイト
居場所見守りその他

助成額

150,000円2021/05/14

助成⾦の活⽤内容

新型コロナウイルス感染症拡大により、一気に進んだ人と人との新しい繋がりの手段ーオンラインコミュニケーション。スマホやパソコンを使った、家族とのビデオ電話、地域の暮らしではキャッシュレス取引やオンライン会議が、急速に普及しています。
しかし、「スマホしんどい!ついていけない!そもそもITとかデジタルとかよくわからない!」というまま何となくIT端末を使ってきた中高年世代は、この波に乗れず情報弱者となっています。
そこで、ITが苦手な中高年を対象に、「50歳からのデジ活。スマホ・IT勉強会」を定期開催し、少人数制の丁寧な指導をしたいと思います。中高年のこれが知りたい!やってみたい!にこたえ、不安意識を少しでも取り除き、必要に応じてオンライン通信で情報交換や情報収集ができるようになることを目指します。
勉強会でサポートするのは、地元でITに携わって仕事をしている現役世代。
多世代共生の場として、地域の新たな繋がりを創出する役割も期待できます。
デジタル化する社会から誰一人取り残さないように、孤立しないように、デジタルデバイドの解消に取り組みます。

活動報告

「50歳からのデジ活。スマホ・IT勉強会」を、2021年5月から9月にかけて東京都世田谷区内のコミュニティカフェで計10回実施しました。

新型コロナウイルス感染症拡大により、一気に進んだオンラインによる情報交換、情報収集ですが、「スマホしんどい!ついていけない!そもそもITとかデジタルとかよくわからない!」という中高年世代には、この波に乗れず情報弱者として孤立するデジタルデバイドの問題が発生。

そこで、ITが苦手な中高年を対象に少人数制のスマホ・IT勉強会を企画。生活支援コーディネーターに、広報や教材作成で連携協力いただき開催したところ、申し込み者が多く、当初予定していた1コマ分に2コマの講座を開設して対応、各回平均5名、延べ50名の中高年に参加いただいきました。

講師と教材作成は、デジタルデバイド問題に関心を持つ現役&元IT業務従事者の有志計10名が引き受けてくださいました。人生の後輩たちによるマンツーマンに近い丁寧な指導は、「これが知りたかった!やってみたかった!」と好評。「理解が進んだ!これでスマホショップに行きやすくなった!」という参加者の意見も多く、苦手意識を少しずつ解消できているようです。

中高年のITスキルにかなりの幅があるので、少人数制でマンツーマンに近い指導が、参加者の満足度が高いと痛感しました。効果の大きいこの形の勉強会を続けていくには、資金繰りが今後の課題です。参加費の見直し、教材の再活用、生活支援コーディネーターを通じての他団体との協働などを検討しています。

今後の展開

「スマホしんどい!ついていけない!そもそもITとかデジタルとかよくわからない!」という中高年世代のために、「50歳からのデジ活。スマホ・IT勉強会」を定期的に実施しています。
新型コロナウイルス感染症拡大により、一気に進んだ人と人との新しい繋がりの手段_オンラインコミュニケーション。スマホやパソコンを使った、ビデオ電話、オンライン予約、キャッシュレス取引など、デジタルな暮らしが急速に普及。
そんなデジタル化に取り残されないための、誰もが気軽に参加できる少人数制の講座です。
受講者をサポートするのは、主にITに携わって仕事をしている現役世代。
多世代共生の場として、地域の新たなつながりも創出しています。生活支援コーディネーターの紹介で、同じ志を持つほかの団体とのつながりも始まりました。受講者として、講師として、スタッフとして、資金援助者として、様々な形での交流を期待して、デジタル格差の解消に取り組んでおります。

添付資料