「地域助け合い基金」助成先報告

 ミニデイ・いきいきサロン合同会

大分県日田市
見守りその他

助成額

22,000円2021/04/16

助成⾦の活⽤内容

「ビデオプレーヤー(再生専用)購入の件」
これまでそれぞれのお集まりでは皆様ご歓談の後、軽い体操から歌や「頭の体操」などを行って参りましたが、今回高齢者の集まりの再開に向けた話しあいのなかでテレビを使っての「笑いやら、楽しい雰囲気の映像」もあってよいのではなどの意見が出されました。
(テレビは昨年度、町民の方から旧式ではありますがご寄付頂きましたのでその利用方法も考えておりました。)
1年以上に渡るコロナ禍での自粛生活は高齢者の方々にとってはお気持ちの上でのご負担はより大きなものがあります。テレビについては公民館に数ヶ月前に町民の方からのご寄付で備品として設置しております。
「ビデオプレーヤー(再生専用)」を有効に使ってお集まり頂いた高齢者の方々に「笑ったり、楽しく過ごして」頂けたらより有意義な時間になると思い応募させて頂きました。

活動報告

町内の高齢者(70歳以上)を毎月第2土曜日に町内公民館にお招きして軽体操から簡単な数字等を使った頭の体操、そして皆で歌ったり、軽い飲食で楽しんで頂いている(この2年ほどは感染症予防により軽食はお持ち帰り頂いている)。
今回はそれに加えてお笑いや楽しい内容のビデオを利用して気軽に参加でき、それにより参加人員を増やす雰囲気づくりの一助として助成金の応募をした。
助成金のご支援を頂き、令和3年4月14日にビデオプレーヤーを購入し、5月度から高齢者の皆様に楽しんで頂こうとしていたところ、私どもの市内に於いてもコロナ感染症患者の方々が増加し始め、日田市行政からの活動自粛要請の発信が高まり、種々の催しや県、市主催の福祉講習、研修等も休止が相次ぎ、当会も他の地域の高齢者対象のボランティア活動と同様に自粛の運びとなった。
令和3年度の当会は感染症による活動自粛の要請により4月~3月の間に3回のみの実施となった。
1回:11月 6日 参加者(高齢者)11名 支援スタッフ5名(高齢者向けの漫談DVD視聴:45分程)
2回:12月18日 参加者(高齢者)12名 支援スタッフ5名 頭の体操
3回: 1月18日 参加者(高齢者) 8名 支援スタッフ5名 頭の体操
令和4年度に至っても4月~7月までの間に1回のみの実施となった。
1回: 6月 11日 参加者(高齢者) 9名  支援スタッフ4名(高齢者体操DVD視聴:30分程)
密接を避け、消毒、換気に心がけながらも支援頂き購入したビデオ鑑賞は11月の1回と今年度6月の2回となった。11月はお笑いDVDを皆で鑑賞し、体操や歌などにはあまりなかった笑い声も聞かれた。また6月は「高齢者体操のDVD」を当会支援者からご寄付頂き、これまでの体操とは違った楽しみ方ができたようだ。
今後は高齢者を対象とした「皆との交流や気軽な相談」を目的として実施内容や時間等、ビデオ鑑賞の利用方法を考えていかなくてはと考えている。
コロナ禍での参加について高齢者にお尋ねすると、感染が不安ながらもやはり「実施してほしい」との意見が大半である。感染症予防についてわれわれはいつも気を配っていかねばと考えている。
参加者への呼びかけは月初の町内回覧板にて案内しているが、なにぶん高齢なので忘れることや回覧板そのものにも目を通すことが少なくなる傾向があり実施日の事前の案内は声かけやチラシを開催の数日前に再度配ること等が必要と考えている。

今後の展開

現在の参加高齢者は70歳以上の方となっているが、町内回覧板の案内チラシには「65歳以上の方」を対象としてお知らせしている。当会の参加者は毎回12名前後でありコロナ禍で開催回数は少ないとはいうものの人員の増加は果たしていない。
今年度の7月の町内回覧板ではこれまでのような実施の場所、日時を知らせる案内チラシでなく、当合同会の「実施内容や実施模様の写真を記載」した案内チラシを載せ、対象高齢者に気軽に参加してほしい旨呼びかけた。
今後も町内会との連携をもっと図り、呼びかけを続けて誰でも気軽に参加して、他者とのふれ合いや不安の相談を気軽にできるような雰囲気を作らねばと考える。

添付資料