「地域助け合い基金」助成先報告
一般社団法人 SOCIAL TEMPLE
山梨県中央市 ウェブサイト助成額
150,000円(2021/04/22)助成⾦の活⽤内容
ひとり親家庭を対象に生活に困窮している家庭はもちろん、コロナ禍において生活基盤の安定に不安を抱えている方たちに食事、食材の支援だけではなく僅かな時間でも食事をし、共有することで社会や地域との繋がりを感じてもらい、同時に私達も家庭の様子を見ることで少しの変化にも気づけることを目的にプロの料理人が衛生面にも気をつけて食事を提供する活動です。またお寺で開催するということにより非日常を感じてもらったり、食事を通して「いただきます」「ごちそうさま」の本来の意味を伝え、「いのち」の大切せやありがたさを学ぶ場を提供したいと思っております。
活動報告
「こどももおとなもお寺でご飯を食べよう」をコンセプトに、「核家族化」や「共働き」や「ひとり親家庭」などコロナ禍の影響により大人数で食卓を囲む機会が少なくなっている現代のこども達に、「食」を通して「いただきます」や「ごちそうさま」の本来の意味を伝え、「いのち」の大切さやありがたさを学ぶ場を提供するために、新型コロナウイルス感染者数を確認しつつ月1回のペースで開催しました。保護者の方もこどもを大学生スタッフに任せて地域のおとなたちと一息つける時間を持つことができます。また僧侶やカウンセラーとの座談会では、仏教の話や世間話、子育てのことや人間関係の悩みなどを共有しました。大学生スタッフによるこどもたちへの学習支援も実施しています。おとなたちより年齢の近い大学生をお兄さん、お姉さんとして接し、遊びや勉強を教わる時間を過ごすことで、こどもたちも学校生活の相談など密度の濃い時間を過ごしています。
今後の展開
コロナ禍以前の寺GO飯の様に参加人数を少しずつ増やしていきたいと思っています。コロナ禍に開催できなくなり学生も卒業してしまい、スタッフも減ってしまったので、学生や参加して頂けるスタッフを募集して開催頻度や開催場所など、より多くの親子に参加していただける様に検討していきたいと考えています。