「地域助け合い基金」助成先報告
福祉と暮らすラボ
埼玉県北本市助成額
144,000円(2021/04/12)助成⾦の活⽤内容
団地商店街のシャッター街化や少子高齢化の問題は、課題としてある団地です。
団地住民の抱える課題を解決するための1つには、居場所が必要になると考えています。そこで、今回居場所作りをするために、商店街の空き店舗を改装する流れになりました。
団地住民はもちろん、近隣の方が足を運べるような場作りをしたいと考えています。また、他団体と協業し、「ご高齢の方などが気軽に相談できる場」を作ろうとも考えています。
私自身の専門が理学療法士ということもあり、北本団地や北本市に住む方に向けて、体操教室を実施していきます。具体的には、週1回固定の曜日で実施ていく予定です。
単なる運動ではなく、地域の方たちが自然とつながるコミュニティ作りを考えています。
そのためには、スタートアップとしての場の運営費が必要と考えています。
活動報告
公団地域にお住まいの方を中心に、市内在住の方に向けて、公団商店街の空き店舗を活用し、コミュニティ作りをしてきました。
日常の中から福祉を見つめ直すということを理念に掲げて、地域の方に向けて「コーヒー」や「障がい者支援施設で作ったパン」を提供しながら地域の方の暮らしを支える取り組みをしてきました。
医療や福祉関連職員がその場で活動することで「リハビリ」「福祉用具」「介護」「地域」「薬」の相談ができる場になりました。
地域の方からは「コーヒーを飲むことを楽しみにしています」や「相談できて良かったです」、「今度は友達を呼んできます」という声を頂いています。
現在は、地域に住んでいる方が「その場を使って歌の発表会をしてみたい」という地域の方の生きがいづくりに繋がる場面もあります。
継続することで地域の方との繋がりもでき、地域の中での少しの楽しみを創造することに繋がっているのではないかと考えています。
今後の展開
日常の中から福祉を見つめ直すということを理念に掲げています。
そのため、日々の生活の中で気軽に相談できる場作りであったり、住んでいる方の楽しみに繋がるように場を継続して運営していきます。
継続して運営いく中で「医療や福祉関連職」の顔の見える関係づくりをすることで、住んでいる方が安心して生活できることに繋げようと考えています。
また、福祉という部分が地域の中で社会から切り離された状態でなく、誰もが安心して生活しやすい街に繋がるように、医療関係職が地域に出向き、そして地域の方と一緒に地域づくりをしていきたいと考えています。
まずは、現在の活動を長く継続していき、地域の方の楽しみや生きがいづくりをしていきたいと考えています。