「地域助け合い基金」助成先報告
一般社団法人 merry attic
埼玉県戸田市 ウェブサイト助成額
150,000円(2021/03/31)助成⾦の活⽤内容
埼玉県戸田市内で行なっている学童保育施設について、戸田市では人口の増加や、待機児童の問題が非常に大きな問題になっている。これらに対し、地域で5年目の事業となることから、一事業者としての学童保育の活動だけを行なっていくのではなく、地域の子育て支援施設として、地域を支え共存していくことが地域事業者の責任と考え、推進していきたいと考える。これらの思いから、地域の高齢者施設と協働し、福祉間交流を行なう。地域の住民の方との交流会を行なうことで、地域全体で、地域の子どもを守り育てていく環境の醸成をしていきたいと考える。これらの取り組みを皮切りに、地域事業者として「助け合い」の環境を作り、子育てがしやすい環境を目指す。
具体的取り組みとして、
1.地域高齢者施設とのリモートでの交流を行なう。学童施設内で行なっているプログラムの一つである、演劇の発表をリモートで行なう。
2.地域住民の方を招いて、利用児童との交流会、地域で目指したい地域共生社会についての説明を行なう。
(新型コロナウイルスの感染状況による。)
活動報告
私たちは、助成金を活用して、学童施設内で行なっているプログラムの演劇、音楽の発表を行いました。進める上では、コロナ禍ということもあり、感染拡大防止のための万全の注意を行い、実施をいたしました。発表までの間、子どもたちは一生懸命練習を行いました。人前で発表をするという、目標があってこその日々の活動であったと思います。進める上では、やはりコロナ禍ということで、活動の制限をせざるを得ない点もあり、なかなか思うように練習を進めることが出来ませんでした。しかし子どもたちは目の前の練習に向き合い、一生懸命と取り組んでくれました。実際には、発表を行うものはできたものの、高齢者施設の方々との交流にまでは行うことができませんでした。コロナ禍で逼迫する現場もあり、調整が難しかったためです。しかし、子どもたちの一生懸命に取り組む姿は必ずや地域の皆様の明るい未来へとつながるものと考えておりますので、今後も地域とのつながりを作り続けていきたいと考えています。
今後の展開
子どもたちは新型コロナウイルス感染拡大の中でも元気に遊び、元気に学んでいます。今、オフラインでのつながりが希薄になってしまっております。子どもたちも皆様から学びたいこと、私たち支援者からも学んでほしいことがたくさんあります。ボランティアによる参加や、昔遊び、地域活動など様々な点でご一緒ができればと考えております。