「地域助け合い基金」助成先報告

 つるが子ども食堂ネットワーク

福井県敦賀市 ウェブサイト
居場所見守り配食・会食

助成額

150,000円2021/03/25

助成⾦の活⽤内容

場所はスーパーの一角をお借りします。4月3日(土)にはフードドライブ活動で、市民の方々に家で使わない食品をお持ちいただきます。フードドライブ活動をしていると、そのスーパーマーケットで、食品を購入してお持ちくださる方もおり、スーパーマーケットの方々も喜んでお貸しくださいます。
市民の皆さんにお持ちいただいた食品プラス、購入した食品(だいたいお菓子含め7品)とお米(ご寄付で600キロいただきました)と一緒に袋詰めし、4日(日)にお渡しします。一応、子育て家庭対象で、昨年は7回開催しましたが、高齢者の方も来られ、ズボンの前と後ろが汚れている方がおられ、地域包括支援員につなげることが出来ました。(スタッフに相談支援員がおります)
子育て家庭の方ともこの取り組みを通して出会い、行政支援につなげる事もしており、昨年末の活動には弁護士の先生にご協力いただき、別の場所で無料相談会も同時に開催しました。3人の子育て家庭の親御さんが相談に来られました。」

活動報告

この助成金を活用させていただき、フードパントリー活動を行うことができました。
場所はハーツつるが店さんの店舗内一角を利用させていただきました。
R3年4月3日にフードドライブ活動を、4月4日にフードパントリー活動を開催いたしました。
フードドライブでは、市民の方々に食品のご提供を呼びかけました。
敦賀市の後援をいただき、チラシの印刷は、敦賀市児童家庭課が無料で印刷して下さり、児童クラブ、市内保育園、幼稚園、に配布してくださり、つるが子ども食堂ネットワークにも300枚印刷してくださいました。
300枚は、地域の小学校、またハーツつるが店さん前で配布いたしました。
4月3日は、敦賀市危機管理対策課より赤ちゃん用ミルク缶を、全国こども食堂支援センターむすびえさんを介して、大木製薬さんからの肝油ドロップ、ヤマトタカハシ昆布館さんから昆布ゼリー、美浜町社協さんからレスキューフーズ180食分、敦賀市内の農家さんからお米、市民の方々からレトルト等食品、マスク等をお預かりしました。
また、それだけでは足りませんので、助成金でお菓子、食品を購入いたしました。
ありがとうございました。
4月4日は対象は「子育て家庭」150世帯でしたが、高齢者の方々もお孫さんと一緒に来られました。
中には、お一人で来られ、娘、お孫さんに、渡します、と話された高齢者の方もおり、お渡しいたしました。
参加者の皆さんの声は、アンケートを別紙でお送りいたします。

今後の展開

こども食堂という活動は、まだまだ「貧困家庭が利用するところ」というイメージがありますが、多世代交流を中心に地域活性化・貧困の連鎖を断ち切る・孤食対応・子育て支援・虐待予防・高齢者の健康づくりの機能があります。高齢者のスタッフさんが、子ども達と触れ合うことで、生きがいになっている方も多いです。
現在は新型コロナウィルス感染対策として、敦賀市内各こども食堂では、お弁当屋さんでお弁当を購入して子育て家庭、独居高齢者のご家庭にお渡ししております。
いつか、一緒に食べることができるようになる日には、コロナ前の様に、地域がつながる場所として活動していきたいと思っています。
目標は各小学校区に1ヶ所の開設を目指し、高齢者の方々の生きがい、子ども達を見守る活動ができれば、と思っています。
いつも見かけたり、声掛けが出来る地域の大人が地域の子どもを見守ることが出来れば一番いい、と思っています。活動を広げるためにはもっと広報も必要ですし、「こども食堂」について理解していただく事も必要だと思います。
今年3月7日に「こども食堂ネットワークふくい」が設立いたしました。
福井県内25ヶ所のこども食堂が参加しております。設立を機に、今後は福井県内のこども食堂同士もつながり、行政ともつながらせていただき、活動を広げていきたいと思います。

添付資料