「地域助け合い基金」助成先報告
障がい者支援の輪 ののはな
三重県いなべ市助成額
150,000円(2021/04/08)助成⾦の活⽤内容
障がいがあっても、それは個性です、人それぞれが普通に暮らしていく権利があります。障がいが生きるための障害になってはいけません。社会が手を差し伸べるのは当然のことです。しかし、なかなか思うような暮らしが実現できていません。その人のほんの小さなお手伝いかもしれませんが、一緒になって課題解決に取り組む活動を行います。
グループホーム等の暮らしになかで、地域とのつながりをつくる活動を行います。それは、いろいろな行事に、地域の方々の参加を促す取り組みです。交流会などにも地域方を招くことで、障がいについてよく知っていただく、このことが理解とつながりを深めると、考えています。
活動報告
障がいのある方の生活支援を目的に活動しています。お花見、旅行などの交流会を企画していましたが、コロナウイルスの感染拡大で、実施できず困っています。ただ、8月後半に、野外で花火大会を開催しました。小さな打ち上げ花火ですが、参加された方からは、外出自粛が続くなか、すてきなイベントでしたと喜んでいただきました。
また、12月には、少しコロナが収まっていたので「クリスマス会」も開催できました。地域のボランティアの方の「手品」、「歌、紙芝居」などで楽しいクリスマスになりました。最後は、クリスマスプレゼントをお渡しして解散となりました。
保護者会では、この子のためにお金を「いくら、どう残す」などの問題を話し合いました。
新しい会員で、カウンセラーの方が入会してくれました。地道な活動ですが、仲間、支援者も増えています。社会福祉協議会だけでなく、他の障がい者施設とも連携がありともに、活動できる場が広がっています。
今後の展開
障がいのある人を可哀そうだとか、気の毒などと思わないでください。背の高い人、低い人がいるようにそんな普通のことなのです。でも、一人ではできないこともあります。そんな時はできる人が手伝う、車いすで入れない、そんな場所はスロープを付けたらいい、障がいのある人も普通に暮らせるような社会のインフラを変えればいいだけです。
障がいのある人に支援することが、もっともっと当たり前になるような教育を進めることが大事です。バリアフリーではなく、ユニバーサルな社会を目指しています。