「地域助け合い基金」助成先報告
大善寺シニアーズ
福島県郡山市助成額
60,000円(2021/03/18)助成⾦の活⽤内容
大善寺シニアーズとしていきいき100歳体操を行う際や町内会行事で大人数集まる際などに集会所を拠点としているが、集会所としての備品としてパイプ椅子が常設しておらず、会場から片道約10分程度車でかかる田村公民館から毎回借りて使用している状態であり、使用者も高齢化してきている中で運び出しを行うことにも苦慮をしている。またその借りているパイプ椅子自体も高齢者が使用するには傾斜があり、体操中ケガをする恐れも高い種類の椅子となっている。その事も含め、地域で廃校になった学校にパイプ椅子の提供をしてもらえないかの打診をしたが、難しいと断られている。団体としての使用はもちろんであるが、どの集まりでも使用出来る利便性や他地域にも必要に応じて貸し借りも可能となるため先を見据えたときに必要な備品と考えられるため助成を受けたい。また通常使用していたDVDプレイヤーとテレビが今回の福島県沖地震の影響で壊れてしまい、日頃連携を図っている町内会にはテレビの購入はしていただけるが、財政的にDVDプレイヤーの購入が難しいため、活動の継続をしていく上でこちらの助成も検討している。
活動報告
パイプ椅子に関しては元々車で10分以上かかる公民館の備品を借りていた負担があったが、今回購入できたことにより、参加者全員で誰もが、準備、運営の手伝いをすることができるようになり、代表に大きく負担がかかっていた部分が軽減されました。また借りていたパイプ椅子は傾斜が急なため、ケガにつながるリスクも高かったが、より安全なものを購入できたことも参加者からは「より安心して参加することができるようになった」と沢山の声をいただくことにつながりました。そして町会として大人数で集まることができていなかった部分も椅子を活用した集まりの増加や新事業などについても各種団体と連携して構想を練ることができるようになりました。
DVDプレイヤーに関しては、映像を流すためには必ず必要な備品であったため、今回地震により壊れてしまい、会の運営をしばらく断念しなければならないことも想定したが、助成金で購入できたため、引き続き継続できるようになりました。
今後の展開
徐々にこの活動を通しながら、元々元気だった高齢者の方々の笑顔がより増え、参加を希望される方の声も増えてまいりました。自分のことは自分でやれる生活ができるよう、活動をより幅広い方々に伝えながら、町会全員の大事な居場所となるように会員共々協力し合ってこれからも頑張っていきたいと思いますのでぜひご賛同の程よろしくお願いします。