「地域助け合い基金」助成先報告

 郷見庵プロジェクト

新潟県長岡市
居場所見守り移動支援その他

助成額

150,000円2021/03/24

助成⾦の活⽤内容

雪深い山間地で人との交流が希薄になっている。更に追い打ちをかけるようにコロナの影響で心身共に病んで、心に深い傷を負っている人が増えて来ている。自然豊かなこの場所を生かし、街からも来てもらい、地元住民と交流をして、互いに心の傷を癒やし、助け合いながら健康で生きていける社会を築く事を目的とする。
コロナによる生活弱者、独居、高齢者、子供、学生、引きこもり、障害者、何かに困っている人、病んでいる人へ、
大自然の中での青空食堂を開催。地元で採れた新鮮な野菜や山菜を使ったお料理を提供。年齢や地域を越えて、誰もが平等に暮らせて、お互いを尊重し、心のケアに繋がる憩いの場を地元住民、企業、ボランティアスタッフと協力して提供する。
この助成金は運営拡大の為の設備費として活用、多様な人々が互いに助け合い、幸せを分かち合える地域を創出す事を目指します。

活動報告

コロナ禍において行き場をうしなった人が少しでも心通わせる場所をつくりました。
誰でも気軽に来て癒やされるように工夫をしました。
<地域のみんなの食堂>
月2回程度の集まりで、地域の食材を安く提供してもらい時には食材を無料で頂いたり、子供からお年寄りまで利用出来る食堂を開設しました。
子供からは、「家で食べるより美味しい。」「コロナでどこにも行けないけど、ここにきてご飯を食べれると楽しい。」「近所のおばあちゃん達と色々お話が出来て良かった。」などと嬉しいお言葉を頂きました。
一人暮らしのお年寄りも多く、「よその人が作ってくれたおかずは美味しいね。一人で作って、一人で食べても、なんだか味気ない。誰かが作ってくれたご飯は美味しい。」とよろこんでもらえました。

コロナウイルスで大変は時、心細くなっていましたが、感染対策をしていろんな方と交流ができました。
気軽に足を運んでもらえる場所になり、何もなくてもぷらっと立ち寄り、心のケアに繋げられる憩いの場所と思ってくれる人が増えました。
地域の人々も積極的に参加してくれて、深い絆が構築されました。
活動をきっかけに仲良くなったり、新しい仲間がふえました。

今後の展開

コロナ禍で思うように活動が出来ませんでしたが、もっと広い地域の方々と交流が出来るように、地域食堂の場を広げていけたらと思います。地域を広げる事で、また仲間が増えたり、情報の交換が出来たり助け合いの輪がひろげられると感じます。
今回の事業は中高年の方々が子供達やお年寄りに食材を調達してお料理をして支援した事業で、今度は子供達や若い世代がお年寄りや年配の方々に支援をする事業を考えています。
具体的にはこども達が配膳をしてくれる地域食堂や、大学生や若い世代がメニューを考えて、料理をした地域食堂などを目指してみたいと思います。
若い人から高齢の人がもっと交流出来るように工夫をしていきたいとおもいます。