「地域助け合い基金」助成先報告
NPO法人 グラウンドワーク笠間
茨城県笠間市 ウェブサイト助成額
150,000円(2021/03/18)助成⾦の活⽤内容
“ウイズコロナ&アフターコロナ”を見据えて「お家で楽しみ&お家で学ぶ」ツールとして2021年1月に「笠間ふれあいTV(インターネットYouTubeTV局)」を立ち上げました。NPO法人グラウンドワーク笠間が活動主体となり多世代交流型のコミュニティ作りに取組みます。活動の目的は、①コロナで疲弊する商店街の活性化 ②観光・防災・行政と市民のコミュニティ作り ③高齢者が楽しく輝ける居場所作り ④多世代交流の場の提供 ⑤小中学生が「1人1台端末」保持化とのコラボレーション等です。
「笠間ふれあいTV」を通じて市民のコミュニティ作りやまちづくりや教育振興に貢献したいと念願します。推進に当たっては、NPO・行政・企業の三位一体で取組む所存です。開局後、約1か月ですがチャンネル登録者65人、動画登録13件、視聴回数1,112回となり、漸次、活性化しつつあります。今後は、さらに「笠間ふれあいTV局」の魅力化に傾注し、セミナー開催やメディア取材等により利用者の増大に邁進したいです。
活動報告
「笠間ふれあいTV」の活性化のために、メンバーによる「笠間ふれあいTV戦略会議」(隔週サイクル)を開催しました。また、本年度からスタートした「GIGAスクール構想」により、市内の小中学生が一人1台端末保有することになったので、笠間市長や笠間教育長に連携の提案をしました。この結果、
・「小学生のためのネットの危険啓発動画~夏休みに向けて~」YouTube動画制作
・「健康観察カード」管理のICT化(スマホ活用リアルタイム情報共有システム構築)
等を実現しました。
また「笠間ふれあいTVチャンネル」の活性化が図れました。現況は、次の通りです。
・チャンネル登録者数:128人
・動画登録数:71件 *内、教育関連番組本数:6件
・視聴回数:8,605回
当初は「楽しむ」が主眼でしたが、笠間市教育委員会とも連携し教育関連番組の充実に傾注しました。
今後の展開
今後は、笠間市地域包括支援センター(とくに生活支援コーディネーター)との連携を緊密にしながら、地域に貢献できる事業や活動に取組む所存です。
さらに、
・地元高校と教育的見地からの交流にも取組みます。友部高校 ICTに専門特化した高校笠間高校 映像・情報メディア部門を有する高校
・長引くコロナ問題で顕在化した不登校児童の学校以外(放課後児童クラブ)の就学機会の創出
・本年9月にグランドオープンした「道の駅かさま」との情報共有と観光情報の発信
事業基盤確立と持続のためには、行政とのタイアップが必須であり、資金面も含めて提案型で連携できるように邁進する決意です。