「地域助け合い基金」助成先報告

一般社団法人 ジョイサービス

埼玉県狭山市
居場所見守り配食・会食その他

助成額

150,000円2021/03/08

助成⾦の活⽤内容

昨年、3月初めに安部首相による新型コロナ臨時休校が要請されたことは、記憶に新しい。そのころに比べて、感染者や死者の数は今、増加している。3月、4月と学校の休校に伴い、当団体も休みとしたが、保護者からは、「週に1時間でも勉強をさせたい」との要望があった。
いつ、臨時休校が要請されるかわからない状況の今、オンライン授業の必要を感じている。スタッフの会議も蜜を避けZoomで開いている。ついては貴基金をネット環境を整え、パソコンやプリンターの購入、Zoomの契約にも使わせていただきたい。
また、もともと学校に居場所のない子どもたちにとっては、オンライン授業や、オンラインの自習室なとの方が気持ちが休まるのではないかと考えられる。さらに、今は、休止中の子ども食堂もオンラインで計画したい。

活動報告

コロナの蔓延で、学校閉鎖や学級閉鎖で学習ができなくなった児童生徒にとって、Zoomでの学習は便利でした。当団体は大学の授業のように、教師が一方通行で話すのではなく、個別の学習指導なので、黒板やビデオカメラの設置など、オンライン授業で工夫する必要も見えました。

助成金で購入したパソコンは、主に児童生徒の調べ学習で活用させていただきました。調べたいものを調べ、意欲をもって、まとめたり、印刷したりと、児童生徒の技術も向上しました。

毎月集まってのスタッフミーティングを、Zoomを併用したハイブリッド形式にしたことで、大勢が参加でき便利に使うことができました。

不登校限定の子ども食堂をオンラインでと思いましたが、児童生徒にそこまでして取り組む意欲がわかず、実現できませんでした。

今後の展開

キリスト教会を会場に借りて運営してきましたが、コロナ禍では、教会のルールに従い飲食ができず、子ども食堂も休止した状態が続きました。また、子どもたちとのコミュニケーションプログラムも休止でした。そこで、別室として「ふらっとJOY」を1月にオープンしました。ここで、感染に注意しながら、地域の方々の交流の場所として、又、子ども食堂や不登校児童生徒の居場所としての活用を考えています。

添付資料