ほっこり cafe

助成額

助成⾦の活⽤内容

認知症のあるご本人とご家族がともに外出する機会や場所は非常に限定されています。新型コロナ感染症の拡大が続く中、「ほっこり cafe」は、地域の中でご本人が安心して参加できる場所、またご家族同士のつながりや地域のボランティアさんとのつながりを持つきっかけ作りの場所であり、そして何よりもご本人とご家族・ボランティアさんたち、みなさんが笑顔で過ごせる居場所を目指し活動しています。
オンライン上ではなく、共に集い直接話すことがやはり大切ですが、活動を安全に継続するために助成金は感染予防対策の費用として活用させていただきたいと思います。

活動報告

コロナ禍において、特に認知症のあるご本人とご家族がともに外出する機会・場所はほぼ中止されるなど、非常に少なくなりました。「ほっこりcafe」は、助成金により感染対策に十分に注意しながら、安心して参加できる居場所として開催を継続することができました。
地域の方や元介護職のボランティアさんの参加も増え、地域包括支援センターからの見学もあるなど、少しずつですが広がりつつあります。
ご本人には安心して参加できる場所であり、ご家族にとっては互いに情報を交換し、介護のヒントを持ち帰ることができる場所、そして何よりも普段とは違ったご本人の笑顔を見ることのできる大切な場所となっています。

今後の展開

認知症は、年を取れば誰もがかかる可能性があります。認知症を恐れるのではなく、住み慣れたなじみの場所が、安心して声を掛け合える地域となるように、「ほっこりcafe」はすべての参加者が笑顔になり不安を和らげることのできる場所でありたいと考えています。
今後も、高齢化に伴い増加する認知症に不安を感じる方々が医療に結び付くまで、また共に歩んでいける仲間と出会う場所として、認知症に関心のある地域方々と一緒に開催していきたいと思います。

添付資料