「地域助け合い基金」助成先報告

 サロン・カナリヤ

埼玉県さいたま市岩槻区
居場所見守り

助成額

150,000円2021/01/22

助成⾦の活⽤内容

コロナが沈静化しない状況が続くのであれば、一昨年までの座学開催は中々、厳しいので歩いて気軽に参加できる地域の公園の中でラジオ体操、気功、リズム体操、手話ダンス、盆踊りといった体を使った運動を中心に継続していきます。屋内での活動が大丈夫になれば防災食、保存食、ゲーム、唄 なども加えて高齢化一途の当地域の仲間づくりを通じて、子育て中の若い家族の孤立を防ぐネットワークを作りたいと考えております。

活動報告

自治会をこえて昨年9月からジワジワと広がりをみせて、カナリヤ児童公園に天気の良い毎水曜日には50人前後の参加者がラジオ体操をメインに盆踊り、リズム体操、ボッチャ、気功、手話ダンスを楽しんでおります。プロの指導者による気功、リズムダンスも人気で一時間位かけて運動をしています。

当サロンの賑わいを見てか、今年6月からは地域に二個所も相次いで児童公園にてラジオ体操が始まり、健康に良く、見守り、ご近所の繋がりを感じる良い広がりを感じて、喜んでおります。

時々は聴覚障害と手話サークルのボラで手話による簡単な日常会話や挨拶なども取り入れています中高年の女性参加者が多い中、男性諸氏や参加者の配偶者などの参加を呼びかけておりますが中々、男性参加者は定着しないのも気になるところです。

出入り自由が原則ですのでそんな気軽な自由さが受け入れられているような気が致します。 参加者のその日の都合やペースに合わせて参加できます。受付や簡単な記帳のボランティアにも新しく手を挙げてくれる方も出てきました。皆で作り上げる共助の関係も感じて、スタッフも一緒に楽しみながらの活動は今や地域に必須のものになっております。

高齢化率の高いさいたま市岩槻地区において、今後も無理なく、地域の仲間作りに良い影響を広げていきたいとスタッフ一同、考えています。 
ご支援、有難うございました。 サロン代表 小野寺惠利子

今後の展開

自分はもう歳だからと決めつけないで一歩外に踏み出して緑の風の中で音楽に合わせて笑顔になりましょう。
出来ない所は笑い、出来る事だけでも皆で一緒に音楽に合わせて体を動かすと楽しいです。

幸いにも、今までは災害が少ないさいたま市岩槻地区ですが地域は増々、加速度的に高齢者の孤立が進んでいます。毎水曜日の1時間でも自然の中で共有するご縁も良いものです。

”岩槻音頭、八木節、炭坑節 ” などもコロナが収束したら復活する地域の夏祭りも心待ちにして、練習をしております。来年の祭りには舞台の輪の中に入り、皆さんで音楽に合わせて 一緒に盆踊りを楽しみましょう。

添付資料