「地域助け合い基金」助成先報告
花月地域まちづくり協議会
大分県日田市助成額
149,000円(2021/01/15)助成⾦の活⽤内容
花月ふれあい交流館を地域拠点にして、健康で元気な生活をこの地域で送っていく為、アンケート調査を行い、課題である「居場所づくり」や「移動支援」等を協議しながら、地域の中でより良い生活が送れる仕組みづくりに取り組みたい。その為には色々な世代を巻き込みながら、住民意識の醸成を図るイベントや企画を行い進めたい。その一環として高齢者を対象にした通いの場のみだけでなく、少し若い世代を含めた活動の「ノルディックウォーク」を取り入れ、教室開催等を行うことで、地域の多世代の交流が進められ、日頃からのコミュニケーションが図れる活動にしていきたい。
また地域住民に広く周知し参加を呼びかけ、専門講師(住民代表)によるノルディックウォーク教室を花月地域の特徴ある取り組みとして健康予防を進めて行きたいと考えている。日田市内では個人で行っている人はいるが、地域や自治会レベルでの取り組みは行われていない。今後多世代交流を目的に若い世代も巻き込んだ介護予防や地域づくりができる活動として、市内において初めて取り組みたい。
これにより住民の地域づくりや意識の醸成を行い、地域を支えるため高齢化していく地域活動(社会参加…健康づくり)として長く続けたいと企画をしている。
試験的に実施してみて今後地域全体の健康づくりイベントを開催していきたい。
活動報告
1、
週1回「ふれあい体操」として、通いの場を開催し、高齢者の健康づくりや居場所づくりを行う中で、「ノルディックウォーク」を取り入れることで、介護予防に有益な活動に取り組めるようになった。
旧花月小学校跡地活用として花月ふれあい交流館が誕生した。その活用の中心となるのが、地域の高齢者を支える仕組みづくりであった。毎週1回「ふれあい体操」として、通いの場を開催し、高齢者の健康づくりや居場所づくりに取り組んで3年が経過したところである。
会員の中から、次のステップとして介護予防の活動に取り組みたいとの要望があり、協議していたところ、ノルディックウォークが介護予防に有益であるとの話があり、高齢者を対象にした通いの場のみだけでなく、介護予防にも役立つことから、地域内行事(石坂石畳道ウォーキング)などのあらゆる機会をとらえ進めていく。
2、
ノルディックウォークという新しい取り組みにより新鮮さ感じ、全体の活動が積極的に行われるようになった。
これまで、花月地域における高齢者を地域で支える仕組みづくりとして取り組んできたが、高齢者のみの活動だったので、少しマンネリ化の傾向が感じられはじめていたが、ノルディックウォークを取り入れたことで、活動が活発化した。
今後の展開
旧花月小学校跡地活用としてスタートしているので、さらにもう一歩地域へ広げていくことが必要である。
このようなことから、少し若い世代を含めた活動としての「ノルディックウォーク」で、体験教室等を行ない、地域の多世代の交流を具体的に進めたい。
「花月地域に住んでよかった」と思えるように、地域の皆さんと共に取り組んでいきたい。
そのためには、地域の宝である「ホタルと石坂石畳道」を大切にし、次の世代に引き継げるようにしたいですね。
さらに「花月」という地名を大切にし、花と月にこだわり春のサクラから、アヤメ(市の花)、秋のススキまで、豊かな自然を感じて日々の生活が送れるようにと思っています。
花月ふれあい交流館を地域拠点として、健康で元気な生活をこの地域でおくっていくために必要な地域活動(社会参加・健康づくり)を、継続して進めていきたいと考えています。