「地域助け合い基金」助成先報告
三町目平町内会
福島県郡山市助成額
90,000円(2021/01/12)助成⾦の活⽤内容
現在、集会所では健康教室を実施している。住民の希望としては毎週集まり、郡山市が推進している百歳体操を行いたいと思っているが、テレビ等がないためDVDを流すことができず、毎回、行政センターの保健師の指導のもと体操をしているが、保健師にあわせると月2回の実施になっている。
西田町は高齢化率が33%であり、町内会の圏域でも高齢者の割合が高い。コロナ禍で、閉じこもりがちになり、孤立感の増幅やフレイルが進まないか懸念していて、そういったことの予防として、通いの場の開催数を増やし、見守りを強化すべく世代間での交流も図っていきたいと考えている。
子ども会では季節ごとに催しを考え、夏休みには泊りの行事も開催しており、以前から映画の鑑賞会を実施したいという思いがあった。コロナ禍では、飛沫防止の観点から、大声を出すことが想定される行事の開催は難しく、子どもの好きな映画を集まって見て、交流することができる機会を作り、その行事には町内の子どもに限らず誰でも参加できるような工夫も考え、近隣に住む住民にも広く周知をしたいと考えている。
この助成金を活用し環境を整えることで、行政に頼らずに地域の中で継続した活動をしていくためにも、また、隣接する町内会とも連携し、誰でも気軽に立ち寄れる通いの場の推進を図りたい。
活動報告
令和3年4月から週1回百歳体操を実施することになり、今まで以上に集会所を利用した通いの場の活動ができるようになりました。また、テレビとDVDプレーヤーを活用することで、新型コロナウイルス感染症の感染予防対策をしっかりと取りながら、安全に配慮して住民主体の活動を継続していける環境を整えることができました。
今後も、地域住民の健康増進のための取り組みをはじめ、世代間交流等住民同士の交流の機会の促進に力を入れていきたいと考えています。
今後の展開
週1回の百歳体操を継続し、さらに参加者を募り活動を活発化させていきたい。
また、市内の新型コロナウイルスの感染状況に注意しながら、体操に限らずDVDを活用した講座なども実施していきたいと考えています。