「地域助け合い基金」助成先報告
八坂ふれあい拠点企業組合
山口県山口市助成額
150,000円(2020/12/07)助成⾦の活⽤内容
活動目的
地域交流スペース運営(飲食提供)で地域内外の方々との交流を広めるとともに、当地域住民の暮らしの安心と希望をつなぐ地域に寄り添う拠点づくりを行う。地域サポートができるよう未来の担い手の育成も行う。
活動内容
・交流スペース(地域拠点)の運営(地域内外の方々との交流)
・地域住民へ憩いの場を提供(特に高齢者、未就学児に対して)
・子育て世代(未来の担い手候補)へのサポート(地域内の小学校PTAとの連携・長期休暇時支援)
事業展望
・高齢者や障がい者が不得手とする生活のちょっとした困り事(電球の交換など)解消のためのシステム作り・運用
活動報告
貴財団からの助成金を活用して
効果・地域カフェを開業したことを周知できた
・看板を掲示することにより店舗場所が明確となった(道路からも分かりやすくなった)
・来客が増え、対応する当会メンバーのやりがいが増した
・仲間づくりがすすんだ
活動・令和3年3月6日地域カフェ(BASE83)開店
・営業日 土曜日・日曜日・月曜日・祝日のうち、月曜日は地域の方々へのサービスを充実させている
対象・来場者(店舗場所がサッカー場の一角)
・地域の方々
様子・気軽に集う場所ができたことにより地域の方々の交流が増えている
・商店がないので買い物に行けるお店がなかったが、子どもたちだけでも来店できるようになっている
・地元を離れた方が来店され同級生に偶然会われるなど地元との繋がりを感じてもらえている
今後の展開
当会が活動を行う地域は、山口県山口市の真ん中に位置しており、人口600人が中山間地域で暮らしています。新型コロナウイルスの影響もあり、地域内で生鮮食品を扱っていた商店が閉まりました。とうとう、溶けるアイスクリームを気軽に買うことができない地域となりました。
高齢化率が50%を越え、ひとり暮らし世帯も増えており、少子高齢化が止まりません。
課題山積ですが、今ある私たちの地域、八坂を大切に思っている人が多く暮らしていることが何より大切な要素です。
世間で流行りのデリバリーサービスもありません。買い物も交通困難になってきています。だけど、八坂でずっと暮らしていきたいんです。
無い物ねだりではなく、出来る事をひとつずつ行っていける地域になる第一歩として「地域カフェBASE83」を開店しました。BASEは拠点、八坂(やさか)を文字って83から店名を決めました。来店者の交通手段確保の課題へ取り組みながら、気軽に立ち寄ってもらえる地域の拠点となるような活動継続を目標としています。