「地域助け合い基金」助成先報告
tane(たね)
埼玉県川越市助成額
149,000円(2020/11/20)助成⾦の活⽤内容
1.活動の趣旨 「心のふれあいクリスマスコンサート2020in川越」の開催
日時 :2020年12月25日(金)18:00~19:00 演奏者:地域の子どもたち20名+ギター伴奏者、手話マイム講師
予定コース:川越市クレアパーク ⇒ 川越プリンスホテル ⇒ 本川越付近
2.活動の目的と狙い 川越市民の方々に向け、子どもたちによるキャロリングを届けることで、コロナ禍で忘れられがちな、地域の人と人との心のふれあいを創出し、実感していただくと共に、地域の子どもたちの交流と成長の機会にします。
3.演奏内容 今年は以下の曲を演奏しますが、新型コロナ防止のため、歌はスピーカーで流し、子どもたちは歌の気持ちや歌詞を手話で表現し(手話マイム)、沿道の人にも安心して楽しめるイベントにします。
(曲目)・赤鼻のトナカイ・もろびとこぞりて・きよしこの夜・風のことば・月あかり 他数曲
4.地域とのつながり方 キャロリングを通じて商店街を通行する地域住民の方々へ直接、演奏をお届けし、川越プリンスホテル様等の協力店舗の前では場所を借りて演奏し、来店客にも楽しんでいただきます。
活動報告
【開催日時】2020年12月25日(金)18:00〜19:30
【開催場所】川越市内
【開催コース】
●ウニクス川越⇒●川越駅2階コンコース⇒●アトレ1階交差点前⇒●クレアパーク⇒●本川越駅改札前
※上記5か所の場所を基点とし各所にて約10分間、子どもたちが手話でクリスマスソングを披露。
【開催内容・取り組み内容】
『今年は手話で♪クリスマスキャロリングin川越』を企画・開催、クリスマスソングの3曲
①『もろびとこぞりて』(手話)②『赤鼻のトナカイ』(手話)③『きよしこの夜』(手話とハンドベルのパフォーマンスとハンドベル演奏を行い沿道の人々、見に来ていただけた方々に喜んで頂けた。
参加は小学生・未就学児の児童、総勢23名。
【参加者からの声(保護者・お子さん)】
・子どもたちが手話に興味があったので家での練習も楽しそうにしていました。私自身も楽しかったです。
・街行く人々にも心温まるひと時をお届けできたと感じました。とても楽しかったです。
・来年も参加したい!もっと手話を覚えたい!と感じました。
・たくさんの子ども達が、一生懸命手話を使って歌を表現してる姿をみて感動しました。
普段から聾の世界で生活をしている息子にとって、みなさんと過ごす時間は、すごく新鮮で楽しくてまるで別世界に身を置いてるかのようだったと思います。大変貴重な経験をさせてあげることができました。
・手話は音がない世界。ただ手を動かすだけで、どうやって音楽を表現できるの?そんな、謎だらけだった手話キャロリングでしたがみんなの演奏をみたとたん、全ての疑問が吹っ飛んでしまいました。
音がなくても、表情が見えなくても、みんなの手話から綺麗な音が聴こえました!
みんなの「楽しい」が溢れていました!人間の「伝える力」って無限なんだなあと感じました。
手話の世界があまりに豊かであることに圧倒され、耳が聞こえても、聞こえなくても…。どちらの世界も豊かさと楽しさで溢れている、という気付きをいただきました。温かさに包まれたキャロリングでただただ感動でした。何よりも素敵なクリスマスのプレゼントでした!
【沿道の人々からの声】
・「可愛い!頑張ってね!」「素敵なイベントですね」など、若い世代の方々からお声をいただく。
【地域とのつながり】
イベントをきっかけに多方面での周知ができ様々な場所で開催・企画して欲しい!などご要望をいただくことが出来た。特にショッピングモールやホテル・お店など地域の方々にご賛同をいただけた。
【メディアからの取材について】
・NHK様(2月1日22:45~の番組に放送予定)、読売新聞社様から取材依頼が入りました。
コロナ渦における私たちの活動として他、地域の取り組みについて等、取材が入り私たちの活動内容を伝える事ができた。
今後の展開
今後の展開
・高齢化社会に向けた活動
高齢者施設を子ども達と訪問し、高齢者と子ども達が共に楽しめる場づくりを企画。
具体的には、春夏秋冬問わず、子どもたちが“虹のサンタクロース(にじのサンタ)”となって音楽を手話や歌、ハンドベルなどで奏でるなど子
どもたちが種となりたねまきの活動を始動させる。
その他、子どもたちが高齢者との触れ合いを通じて様々な体験をしながら、地域で子育てができるような環境づくり(場づくり)を目指す。
・手話と音楽で手話に興味・関心を持ってもらう活動
ろう児や難聴児と健聴者が音楽を通じてコミュニケーションを図れるイベントを企画。
手話に興味・関心をもってもらうなど活動を幅広く展開していく。