「地域助け合い基金」助成先報告
サンタのお家プロジェクト実行委員会
東京都調布市 ウェブサイト助成額
150,000円(2020/11/18)助成⾦の活⽤内容
2020年は新型コロナウイルスにより、大人だけでなく子どもたちも我慢を強いられた一年でした。こんな時だからこそ、地域の子どもたち、そして大人もワクワクし、夢や希望の光が感じられる特別なクリスマスを作りたいと思い、「サンタのお家づくり」とプチイベントを行います。サンタが来てくれると信じて、子どもたちと一緒にペンキを塗り、小屋を建てます。サンタへの手紙を出せるポストも設置します。クリスマス期間中は、地域の人が誰でもその小屋をのぞいたり、一緒に写真を撮ることができます。その場が、ゆるやかに地域の人同士がつながる場となってほしいです。
本基金は主にこのサンタの小屋づくりの資金に活用したいと思っています。
イベント当日は、その小屋からサンタが登場し、子どもたちにプレゼントを渡す予定です。小さなミュージカルも上演し、思い出に残るクリスマスになるようにしていきたいと考えています。
活動報告
11/14(土)、11/15(日)サンタのお家(屋外用小屋)作成のために地域の大人・子どもたちが集まり、組み立て・ペンキ塗りを協力して行いました。新型コロナウイルスの感染拡大予防のため、2日間に分け、延べ30名もの参加がありました。SCの方々も見学に来てくださいました。その後実行委員のメンバーが作った作品や持ち寄った小物で小屋内外を装飾し、素敵なサンタのお家が完成しました。
完成したサンタのお家は地域の方たちに開放し、どなたでも自由に見学できるようにしました。道路に面している場所なので、道すがら通る人も「夢がある、心が温まる」と喜んでくださっていました。子どもたちはサンタのお家をのぞいたり、一緒に写真を撮ったり、また、近隣の保育園児のお散歩コースにもなり、たくさんの子どもたちの笑顔と賑やかな声でこの場が明るくなりました。その隣に置いた休憩スペースで大人の方も休んでいかれたりと、皆が楽しめてゆるやかなつながりが生まれる場をつくることができました。
12/13(日)には屋外で短い時間ではありましたが、クリスマスミニコンサートとサンタからのプレゼントを渡すイベントを行いました。サンタのお家からサンタが登場したときには、参加した子どもたちも大喜びで大成功に収めることができました。
今後の展開
大人も子どもも我慢を強いられた一年であった今年を、ワクワクするイベントで締めくくりたいと、本事業を立ち上げました。本助成金を含め、多くの人の力により、ゆるやかなつながりの場を作ることができました。
今年はイベントも少人数しか参加できず、お断りをした方が多かったため、来年も同様にイベントを行っていくことに決まりました。
屋外用小屋はクリスマス後もギャラリー等として設置を継続することとなりました。引き続きゆるやかなつながりの場となるようにしていきたいと思っておりますので、ぜひ一度お越しください。