「地域助け合い基金」助成先報告

 ハピママメーカープロジェクト

東京都杉並区 ウェブサイト
その他

助成額

103,000円2020/11/18

助成⾦の活⽤内容

ハピママメーカープロジェクトは、緊急事態宣言が発出され、職場が休業となり、どんなに困っていても「助けて欲しい」と声をあげられず、一人で悩み苦しんでいる夜の世界で働くシングルマザーを対象に、フードパントリーをきっかけにして支援し、社会的孤立を防ぐ取り組みをしています。
現在緊急事態宣言は解除され、職場復帰は可能となりましたが、感染リスクを恐れて職場復帰できない、昼職への転職も難しいなど、依然として夜の世界で働くシングルマザーの状況は厳しいものがあります。
安心して新しい年を迎えることが出来るよう、通常第1日曜日に実施しているフードパントリーを12月20日に変更して実施し、更に地域助け合い基金を使わせていただき、通常のパントリーでは提供することが困難な食材提供を実施したいと思います。

活動報告

助成決定を受けて、スタッフとして参加をしている夜の世界で働くシングルマザーの方々に意見を伺い、計画を修正しました。
当初は【参加者全世帯に同じ食材を無地の段ボールを購入して、食材を詰めて配布する】という計画でしたが、3コース①新米・切り餅コース、②パスタ・ホットケーキコース、③冷凍食品コースの選択希望を事前に取り、配布することにしました。
又再利用も出来るよう、無地の段ボールではなく、おしゃれなエコバックに詰めて配布することにしました。
当日は、実施会場(川口診療所)のある西川口北町町会長様の紹介もあり、川口・鳩ケ谷・武南ロータリークラブの方々がご参加くださり、子ども達にお菓子をプレゼントしました。今後も継続して、活動に協力したいとのお話しもありました。
西川口北町町会久米本町会長はサンタクロースになって、手作りのサンタブーツを手渡し、大好評でした。
<参加者の声>
お世話になっております。本日もたくさん、ありがとうございました。娘も「すごい!すごい!」と箱の中を見て大喜びで、明日の朝、絶対スープを飲んで行くと今からテーブルに準備していました。収入が減ってしまい、食費を節約するようになっていたので、お世話になる前は「今日の夜ご飯なに?」や「何かお菓子ある?」などの今までだったら普通の会話が辛く感じたり、力不足で悲しく思えてしまった時がありました。なので、ハピママ様と出会えて、本当に救われました。頂いた食材で何を作るかを娘と話したり、自分では買ったことがなかったものがとても美味しくて、新たな発見だったりと明るい気持ちやたくさんの笑顔もいただけて本当に感謝しています。

今後の展開

ハピママメーカープロジェクトは、緊急事態宣言が発出し、職場が休業となり、どんなに困っていても「助けて欲しい」と声をあげられずに一人で悩み苦しんでいる夜の世界で働くシングルマザーを対象に、フードパントリーをきっかけに支援し、社会的孤立を防ぐ取り組みをしています。
川口市内(川口診療所)において個人や企業、フードバンク等から食材や活動資金の寄付を受け、川口子ども食堂と協働して、2020年5月より毎月フードパントリーを実施しています。
現在では地元の町会長や民生委員児童委員、地域包括支援センターの方々の協力もあり、地域で生活困窮する家庭の利用も増えてきました。
今後は子育てや就労の支援を含め、相談支援を充実するため、交流活動やコミュニテイーカフェなどの実施も検討しています。
こうした活動を実施し継続するためには、皆様のご支援ご協力が不可欠となっております。
食材や活動資金等の寄付をホームページhttp://expressyourself.jp/nightwork/で行っております。
よろしくご協力お願い申し上げます。

添付資料