「地域助け合い基金」助成先報告

 虹色ルンルンおたすけ隊

埼玉県さいたま市岩槻区
居場所見守り生活支援

助成額

150,000円2020/11/26

助成⾦の活⽤内容

主に運動教室の運営を行います。
目的は、高齢者の見守りや介護保険制度に頼るまでもない、ちょこっとした(ちょこっと支援)支援を前向きに地域で考え、運動教室は、地域の困り事相談の聞き取りのツールとして活用しようと考えています。
活動の中心には、民生委員も加わり、共生社会の実現を足下の生活圏から構築して行くつもりです。
何とぞ、ご理解・ご協力の程宜しくお願いいたします。

活動報告

現在、主な活動は健康体操を月2回開催しています。健康体操はさいたま市が主催した「いきいきサポーター養成講座」を修了した役員が、健康体操(いきいき百歳体操)の指導者となり地域高齢者の健康維持(介護予防や転倒予防)に励んでいる状況です。
会員数は12月1日現在48人、コロナ禍での開催のためソーシャルディスタンスを確保するため、A・Bの2つのグループに分け行ってしています。
また、その他運動教室のイベントととして「ルンルン無限塾」を年2~3回開催を計画しております。「ルンルン無限塾」は健康等について講師を招いての講和や会員同士の趣味や特技を活かしたミニコンサートなどを開催する予定です。すでに第1回を12月3日に地域の接骨医院の院長を招いて演題「理解して元気になる、骨・筋肉の使い方」の講和及びパーソナルトレーナーによるストレッチ体操と尺八を趣味としている会員のミニコンサートを開催し出席者からは好評化をいただきました。
会員の声としては、月1回の体操では物足りないとの意見が多数あり、今後は月に2~4回程度の活動がきるような開催場所の確保を検討しております。
虹色ルンルンおたすけ隊が助成金を活用して行う当初の目的は、①参加する会員が元気でいること。②会員同士の困りごとを誰かが誰かを支援し、誰かが誰かに支援してもらう、互助の「ちょこっと支援活動」を広く構築していく事でしたが、立ち上げ当初からコロナ禍に入り、現在の主の活動は、自分達が元気でいるための健康体操の開催に留まっています。会員の中には、互助活動に興味を示す圏域内の他の自主グループの代表の方々も参加し活動のサポートをお願いしています。
( 2022年1月からの報告)
1月から3月までは前回報告書と同様にA班B班の2班に分かれ健康体操を実施しておりましたが参加者から月2回は実施して欲しいとの要望があり、コロナ感染者の減少により4月からはA班B班合同で開催することになりました。また会場も安価な公共施設を使用するこにいたしました。なお会場の変更に伴い参加が難しくなった会員(12名)には、近隣の車で参加している会員が送り向かいを行う移動支援事業を新たに始めました。
また、始まる前と終了後には会員同士が感染に気をつけながらコミュニケーションを取ったりして、和やかな雰囲気で和気あいあい笑顔で健康体操を行っております。
なお、年3~4回実施予定のイベント「ルンルン無限塾」は第2回目が3月9日に「生活の質を高めるポイントとは」、「食べたいならノド鍛えなさい」の演題で地元の大学の作業療法の専任講師と言語聴覚療法科の先生を及びして講演会を行いました。第3回目として7月1日に1部「健幸寿命を伸ばすための運動教室」をスポーツインストラクターの講師によるリズムダンス、2部には「もぐもぐタイムで糖分補給」として会員同士がおやつを食べながら楽しくコミュニケーションを図るなど和やかに開催しました。
今後も第4回としてマジックを趣味とする会員の「マジックショー」や脳トレ等も予定しており、歳を重ねてなお柔軟に若々しく助け合い精神で地域の輪を広げて参りたいと思っています。

今後の展開

今後の活動目標は、健康体操の充実と主に地域の単身高齢者のちょこっと支援を考えております。
ちょこっと支援として、スーパーマーケットへの買い物や病院の送り迎えなどの移動支援、サロンでランチの食事支援、電球交換や庭の枝切などのちょこっとヘルパーなどの事業を計画しております。
今後の活動展開については
①まずは会員自身の健康寿命を延ばすこと。その後に・・
②会員の出来ることを互いに分け合い、出来ないことを出来る人が「ちょこっと」助けるちょこっと支援を立ち上げること。
更には、地域の単身高齢者に対しての介護保険に寄らない「ちょこっと支援」を有償ボランティアとしての事業を計画しています。
また、会員のスキルを活かして「食」についての資格や調理経験を活かした`おとな食堂`の企画も温めています。孤立や孤独で苦しむ高齢者が少しでも、「食」を通して笑顔になれる集いの場を地域に根付かせ、これらの活動に賛同するより多くの仲間を集って参りたいと思っております。

添付資料