「地域助け合い基金」助成先報告
S.コネクト
北海道札幌市中央区助成額
150,000円(2020/10/09)助成⾦の活⽤内容
人と人が助け合うための繋がりを作りたい。
サイズアウトした服を有料ごみ袋を購入して捨てる人と、色々なことを我慢したうえで子ども服を購入する人。両者が繋がるきっかけを作りたいと思ったことがきっかけで、次に繋がるおさがり交換会を目的としたイベントを開催いたします。イベントを定期的に開催することで、地元の人々やシングルマザー同士など、様々な人と人の繋がりが生まれるきっかけ作りのお手伝い、サポートも目指しています。
また、開催場所が野外のため、貧困家庭にとってはハードルの高いアウトドア体験を行う。同時に、トレーナーと連携し、コロナ禍による運動不足解消を目的とした運動教室も開催いたします。今後は、地域の方々から若い世代に、昔遊びなどの伝統、風習を伝える内容も組み込んでいきます。
活動報告
助成金をいただけたことにより、参加者が低価格でイベントに参加することができる為、母子家庭や貧困家庭の方も参加しやすいイベントを開催することができました。
イベントは、母子家庭15家庭をはじめ、計160人の方が参加してくれました。
おさがり交換会では、主催者の友達から集めたサイズアウトした服やおもちゃを、「本当に無料でもらっていいのですか?!」と、笑顔で袋いっぱいにお持ち帰りいただきました。
「次回、うちもおさがり寄付してもいいですか?」と、沢山の新たな協力者もできました。縁日、縁日では、町内会よりも低価格でかつ景品も充実させることができたので、満足度が高かったようです。
かけっこ教室では、習い事は費用が掛かるので体験したことのない子どもも参加してくれました。
「足が速くなった!」、「もっと走りたい!」運動が嫌いな子どもからこのような声も聞くことができました。
母子家庭には事前に遊べるチケットプレゼントの申し込みフォームを設置し、主催者が対象者を把握することができていたので、さりげなく同じテーブルに誘導したり、一人で来ても気まずくない配慮をすることもできたと感じています。
おさがり交換会だけではなく、楽しむことができるコーナーも設けることで、来場者も足を運びやすいイベントとなり、参加費も低価格でしたので、満足度が高く、
「次はいつですか?」 「本当に楽しかった!」と、沢山の笑顔が溢れていました。
今後の展開
今後も同じようなイベントを継続し、今回のイベントでつながることのできた新たな仲間とともにどんな人でも楽しむことができ、かつ色々な経験ができるイベントを継続していきます。