「地域助け合い基金」助成先報告

 まごのて

北海道札幌市北区 ウェブサイト
見守り生活支援

助成額

150,000円2020/09/09

助成⾦の活⽤内容

日常生活はもちろんのこと、特に新型コロナウイルスの感染拡大の影響で生活が困難な高齢者に対する、生活のお手伝いを実施します。(買い物代行、ゴミ出しなど)。
運営体制基盤の確立と、運営資金の一部として活用させていただきます。

活動報告

2020年9月の団体発足後まもなく使用させていただきました。団体を立ち上げるにあたり、非営利で運営のノウハウもなかったため、資金繰りは当時大きな課題でした。そのため、貴財団よりいただいた助成金は活動において大きな後押しとなりました。交通費や活動に必要な備品を主として、会議費、印刷費、広告費など、運営や活動の基礎となる部分で使用しました。今年度は活動の中心となる東区の他、北区をはじめ他の区でも依頼が入る状況となり、特に交通費の面で大変助かりました。
大雪のため、今冬の除雪の活動件数はとても多かったのですが、メンバーの中には「こうした除雪活動も普段やることはないため、良い運動になった」「依頼者さんから温かい言葉をもらい、楽しく会話できてとても良かった」といった感想をたびたび聞きました。

今年度は活動メンバーも増え、他大学や他団体との交流や連携も行うことができました。特に同世代で同様の活動を行っている団体さんにはたくさんの刺激をもらいました。また、広報誌やメディアに取り上げていただくことも増え、専門機関をはじめ、友人や地域の方からも温かい言葉をかけていただきました。
実際に現場に出て活動することで、多くの学びと多くのつながりを得ました。関係各所からの温かいサポートを受け、今日まで活動することができ、メンバー一同大変感謝しております。

貴財団の助成金も有効に活用できたと感じております。改めて、深く感謝申し上げます。

今後の展開

コロナ禍という難しい状況ではありましたが、おかげさまで2年間活動を継続することができました。実際に現場に出て活動することは学生にとっては大きな刺激であり、学びです。
今後も学生を中心とした若い力で活動を継続していきたいと思っています。メンバーを増やし、多様な依頼に応える他、資金面でも自立、安定した運営を目指していきます。まだまだ道半ばですが、今後も皆様からの期待に応えられるよう精進したいと思います。

添付資料