「地域助け合い基金」助成先報告

 松原ふれあい子ども食堂

沖縄県うるま市
居場所見守り生活支援配食・会食

助成額

100,000円2020/10/19

助成⾦の活⽤内容

以前より活動はしていましたが、新型コロナの影響によりチャリティーイベントが出来なくなり、資金を集めることができません。松原団地内にある私たち子供食堂は、自治会、市、公共機関より支援をもらっていません。これまで毎週金曜日に開催してきましたが、コロナ禍における現在は子供や独居高齢者の方々に無料でおにぎりを提供しています。その資金を集めるのが困難なため今回の助成に応募しました。

活動報告

●毎週金曜日に開催している「子ども食堂」のおにぎりの具材や、コロナの影響で冬休み、春休みに遠出ができない子供達に、居場所と食事の提供をしました。
●沖縄では旧暦の12月8日にカーサムーチー(月桃の葉に包まれた餅)を一年に一度、健康、長寿の祈願のため、縁起物として子供から高齢者の方まで食べます。今年は新暦1月20日に開催。ムーチーを住民の方と作り、独居高齢者の方、今年お子さんが生まれた家庭へ配達しました。
●2020年最後の定例清掃時には、1年の最後でもあるため住民の方々へおにぎりの提供をしました。家にいる家族の方の分まで「もっていっていいか」という方もおり、喜ばれました。
●近くにテニス場があり、中学校のテニス部の通路でもあるため、部活に行く前におにぎりをもらいに来る子供達が増え、おにぎりの輪が広がっています。
●3月19日金曜日は、日ごろの活動を近隣の方に見ていただきたく見学会を、コロナの感染予防をして開催しました。地域の自治会の方や行政の方に沢山来ていただきました。来られた方に、一番人気の『みそおにぎり』・『ツナマヨおにぎり』を提供することができました。

地域助け合い基金の助成金を生かして、このような活動をすることができました。

※地域助け合い基金の助成を頂いて「子ども食堂」は、2020年12月1日~2021年3月31日まで22回開催。1回平均10人から20人が参加しています。

今後の展開

●今後は地域に密着した子ども食堂を目指しているため、SNSを活用し、メニューや活動を紹介していきたい。
●団地内で活動していることをいかし、各棟の掲示板に1か月のメニューを紹介し、親御さんにも子どもたちが来やすい環境づくりを目指していきたい。
●最近では、子どもたちがお友達を呼び、新しい子が来るため、名前を聞き、覚えて、一人一人の名前を呼べるようにしています。

添付資料