「地域助け合い基金」助成先報告

 芥川桜会

大阪府高槻市 ウェブサイト
居場所その他

助成額

150,000円2020/08/24

助成⾦の活⽤内容

コロナ感染拡大の中、ウイズコロナとして高齢者が、安全に集える居場所の提供のため、従来の月例会を復活させ、コーヒータイムによる「ふれあい喫茶」を再開させる。独居高齢者の孤立化防止。閉じこもりによる心身の状態を向上させる。
高齢者が元気になるには、他者との会話が一番と考え特にウイズコロナとしてのふれあい喫茶の再開を重要視する。

活動報告

新型コロナ感染症がほとんど未知の状態で、全国に緊急非常事態宣言がおこなわれ、公的施設はじめあらゆる施設が使用禁止や大きな使用制限がかけられた。当会(老人会である芥川桜会)での活動拠点である高槻市立芥川公民館も使用制限がかかり、まったく月例会が開かれない状態が数か月続いた。さわやか福祉財団様からの助成金によりアクリル板の購入、フェースシールドの購入、消毒液・消毒用ペーパータオルの購入等により公民館が使用できる段階で、高齢者が安全に集える環境を整え、月例会の開催。地区福祉委員会とのコラボによる「ふれあい喫茶」の再開にこぎつけられた。その間、会員76名の安否確認や長期間の引きこもりによる会員の認知症進行はないか体操等運動の減少による下肢筋力を中心とした体力の衰え等心配事が多々あったが、月例会の再開や会員宅全戸訪問等によりこれらの心配事が軽減された。
月例会の構成:毎月第3月曜日9:30~ますます元気体操、10:30~教養講座、11:30~ふれあい喫茶
教養講座は、当会員である医学博士元大学教授や社会福祉士を中心とした会員による講座。行政、地域包括支援センター、社会福祉協議会等による講座。民間団体、ボランティアによる講座等を開催しています。
その他年に1回の市営観光バスを利用した日帰り親睦旅行を実施しています。

今後の展開

当芥川桜会は、原則入会したい方には入会していただくようにしています。地域でも老人会の解散、活動中止(休止)等で高齢者の居場所がどんどん減っている状態です。老人会は、原則60歳以上で小学校区内で会員募集となっていますが、当会では60歳未満であっても40歳代・50歳代の方も会員で会の運営も手伝ってもらい会の存続が継続できるよう組織化しています。本会も50年以上の歴史がありますが、会員の高齢化により、一時休止状態(実質解散)になった経緯がある為、市から補助金をいただけない会員も募集しています。多少変わった老人会ですが、1部・2部・3部会員以外の方もいつでも、どなたでも自由に参加いただけますので、興味のある方は覗きに来てください。お待ちしています。

添付資料