「地域助け合い基金」助成先報告

NPO法人 たすけあいはとぽっぽ

千葉県浦安市 ウェブサイト
見守り生活支援移動支援

助成額

200,000円2020/08/03

助成⾦の活⽤内容

住民同士の助け合いによる、高齢・障がい・けが・病気等で日常生活に支障がある方への家事、見守り、付き添い等の支援(公的サービスにあてはまらないもの)を行っている。緊急事態宣言により約2ケ月活動を休止したが、その間利用会員の中には身体だけでなく心が弱られた方がおられ、この活動の意味を改めて感じた。担い手の多くは 65 才以上で感染の心配をしながらの活動となる。この助成金を固定費である事務所家賃のほか、マスク、消毒薬の購入等にあてさせて頂き、安心して活動できる環境を整え、困っている方への支援を続けていきたい。

活動報告

住民同士の助け合いとして、高齢・障がい・けが・病気等で日常生活に支障のある方に、家事、付き添い、見守り等のお手伝いを有償ボランティアで行った。緊急事態宣言により2020年の4月5月は活動を休止、その後利用者からの希望もあって再開したが、活動回数は以前より減っている。理由としてはリスク回避として回数を減らしたこと、お休み希望のボランティアがいて人手が不足していることがあげられる。2020年度の活動時間は前年度の半分(800時間程度)になり収入も減ったが、再開時にマスクや消毒薬を支給するなど、この助成金により安心して活動できた。引き続き活動しているメンバーからは、活動が励みであり、自分の居場所になっているので、今後も活動していきたいという声が多い。
 利用者はコロナ禍で以前にも増してつながりを求めているのを感じる。依頼の多くは日常にやや不安を感じている高齢の方が多いが、これまで多かった掃除に加え、買い物や病院の付き添いの依頼が増えている。
 コロナ禍での変化は、オンラインを活用してみたことで、活動を紹介する動画を作成しyoutubeにあげたり、zoomによる活動説明会も行った。これらとの直接の関連は不明だが、2020年度後半には20代30代という、これまでにない若い世代が担い手として入会してくれた。

今後の展開

誰でもいつかは病気になったりけがをしたり、そして高齢になっていきます。そのことが心の隅で気になっている方は、実は少なくないのではないでしょうか。困った時に、家族、友人、公的なサービス、商業的なサービスの他に地域にいくつかの選択肢があったら、より安心で住みやすくなるのでは?そんな思いで浦安市で32年活動してきました。
誰かの家に行ってお掃除をしたり、病院に付き添うなどは、敷居が高い活動に感じるかもしれませんが、コーディネーター役のメンバーが事前に調整して活動しやすい環境を作っています。入会する前に活動を体験できるので、是非1度体験してみて頂けたらと思います。
家庭や仕事とも違う、程よい距離感のなかで同じ市内の仲間と出会えることもこの活動の魅力です。メンバーは子育てや仕事がひと段落した人が多いですが、フルタイムで働いている人もいて、それぞれのペースで無理なく活動しています。関心を持たれたかたは、是非気軽にお問合せ下さい。
たすけあいはとぽっぽホームページ tasukeaihato.jimdofree.com/

添付資料