「地域助け合い基金」助成先報告

 桃山東支え合い協議会

京都府京都市伏見区
居場所見守り生活支援移動支援配食・会食その他

助成額

100,000円2020/08/03

助成⾦の活⽤内容

・地域住民が主体となって、閉じ篭もりがちの高齢者や孤立化している自治会未加入住民に社会参加を促し、IT利用を推奨しながらフレイル予防や介護保険対象外サービスを提供して、住民相互の支え合い活動を推進支援する。
・今年度の達成目標は、
  年間利用者数  10人  サービス回数 12回 延べ利用者人数 120人
  年間活動協力者数10人  サービス回数 12回
  年間オンラインシステム実践講座開催 6回 IT研究会開催 12回 出前講座・イベント開催他 10回
  年間合計28回開催して参加者10人/回 延べ280人の参加を目指す。
  OJT活動を通して生活改善を進めながら社会参加を働き掛けて高齢化社会の健康増進と福祉向上を目指す。

活動報告

地域連携しつつ、桃山東支え合い協議会を結成して孤立しがちな高齢者に社会参加を促し、自立生活支援、フレイル予防・在宅ケア―サポート、地域課題の交流会に資する拠点づくりを近くの空き家を活用して設置した。新型コロナ禍社会の中で、3密を厳守しつつ、リアル型会合の開催ー中止ー再開ー時間短縮を繰り返して何とか事業を継続したが、特に介護保険対象外サービスを重点にすると共に、自治会未加入者の勧誘を強化して所定の成果を達成した。その間に途切れないフォローアップ対策として、利用者の個別訪問、モニターの実態調査、見守り、困りごと相談を実施すると共にオンライン交流会に参加を呼び掛けてリモート参加を可能にした。これらにより利用者の信頼感と満足感を高めて利用者が少しづつ増加して仲間の輪が広がりつつある。

今後の展開

今後の事業運営の重点項目として次の事を考えている。
1、フレイル予防と地域課題の交流を促進する為に、地域連携を強化して集客力を高め、サービス態勢を充実して健康長寿のまちづくりに貢献する。
2、介護保険制度を上手く利用する事例研究を積み重ねると共に対象者になる事前対策として、介護保険対象外サービスに力点を置いたサービスの提供を実施して、健康長寿の暮らしを地域住民全体で支え合う社会を目指す。
3、リアル型会合とリモート参加型を組み合わせて効率的な運用方法を模索して、新型コロナ禍社会が終息後の新しい地域活性化を目指したい。
4、当会の特徴を活かして介護施設や地域外活動団体、自治会未加入者等に出前講座や特別イベントを開催して支え合い活動のモチベーションアップをはかる。

添付資料