「地域助け合い基金」助成先報告
えくぼ
島根県出雲市助成額
150,000円(2020/08/06)助成⾦の活⽤内容
地域文化の発掘・伝統文化継承・地域福祉の向上などを目的として、地域で活動されている、子どもから高齢者を巻き込み、お互いに支え合う共存社会の実現と、地域を文化で盛り上げ、介護予防・認知症予防や子供の居場所づくりを目的として、申請した助成金で腹話術人形、指人形を整備して、実際に人形劇を体験し、劇中の主人公となり、高齢者では回想法を用いた、認知症予防・介護予防、子どもにおきましては、子供同士の融和・居場所づくりを目的とします。
活動報告
①音楽療育活動 ②人形劇活動 ③子育て支援活動の三本立てで活動しています。しかし、新型コロナウイルス感染で音楽療育活動はこのところ依頼はなく、依頼があったものはすべてキャンセルの状態です。
人形劇は大声を出すものではなく、音楽よりは飛沫感染のリスクは随分低く安心しての活動が行えるものと思います。人形劇は新作を取り入れ、練習に励んでおり、10月には無観客での爆笑人形劇を開催し、自粛、自粛で家に閉じこもり、心も体も弱ってしまった今こそ、笑いで元気を取り戻していただきたいと計画しております。本来ならば他の団体にも呼びかけての開催予定でしたがコロナ感染のためあえなく、えくぼだけでの開催となってしまいました。この度助成していただいた腹話術人形・須佐之男命人形を活用し、新しい演目が出来上がり、幼児から高齢者まで多くの会に笑顔を届け、コロナ感染に打ち勝ち、元気な社会づくりに活動してまいります。
今後の展開
えくぼは活動を開始して13年目。当初は4名の会員でスタートしました。今では44名の大きなグループとなり活動範囲が徐々に拡大しつつあります。
ボランティア活動を継続、また拡大していくのには、まずは人そして資金が重要です。今年ふっと沸いた新型コロナウイルス感染拡大は、想像もしていなかったことです。戦後75年、以来日本は順調に復興し、そして、世界でもトップクラスへと国家は成長してきました。現在では何も不自由なく穏やかな毎日、ところが急激に襲ったコロナ感染、だれもが想像もしなかった事態となりました。今こそみんなで支え合い、コロナに打ち勝っていくときです。寄付金の贈呈、寄付金を利用しての活動のこの資金の流れをうまくリサイクルすれば人の心もうまくリサイクルしていくものと思われます。この流れをうまく活用し、明るく住みよい社会を作っていけたらとの思いで、今後も更なる活動をしていきたいと思います。