あじさいサークル

助成額

助成⾦の活⽤内容

大田区の３５才以上のひとり外出のむづかしい知的障がい者を街に連れ出し、外出プログラムで見聞を広げ、楽しみを作り、親睦を深める

活動報告

大田区の知的障害者の若草青年学級を卒業した35才以上の男女30名とスタッフ8名で、月に一度土曜日に外出プログラムを行っている。
コロナが流行りはじめ、この人数で動き回るのはむずかしくなり、2班に分け、月に二度活動するようになった。
都の外出自粛要請が出た時以外は活動を続け、九回活動した。
目的地は高輪ゲートウェイ駅、お茶の水界隈（ニコライ堂、神田明神、湯島聖堂）、等々力渓谷、お台場で水上バス体験、日比谷公園→国会議事堂→皇居お堀ウォークなど楽しく過ごした。
外出のむずかしい時期だったため、メンバー、保護者からも感謝の言葉をいただいた。
欠席者は少なかった。スタッフも毎回全員出席だった。

今後の展開

ひとりで外出することがむずかしい人が多いため、彼らの生活にとってあじさいサークルは大きな存在であることを感じている。
知的障害者は周囲に配慮が出来なかったり、時に奇声を発したり、奇妙な動きをすることもあり、一般の方々には理解しづらい人達であると思うが、私達スタッフが声がけをしながら付き添うことによって、周囲の人々に理解を深めてもらい、次第に社会の一員として迎えいれられることを願って活動している。

添付資料