「地域助け合い基金」助成先報告
東大宮こども食堂
宮崎県宮崎市助成額
150,000円(2020/07/20)助成⾦の活⽤内容
コロナ禍により仕事を失った、収入が減少した世帯(特に子育て世代)への支援としてフードバンクを開催、家庭で余っている食材の寄付を募り、子育て世帯へ分配する。その他助成金で米を購入。今後は地域の高齢者も巻き込んだ子ども食堂を目指していきたい。いずれは地域づくりにつなげていきたい。
活動報告
コロナにより収入が激減した子育て世帯への支援として、当初、フードドライブを利用しての食材支援を行うよう、チラシを作成し自治会や近隣の企業、店舗への寄付を募ったが、初めの1週間くらいは寄付の申し込みがあったものの、長くは続かず、パン屋さんなどからの寄付も確実に当日届ける必要があったり、ボランティアにも負担をかけることから、活動を続けることに苦慮していた。そんな時にこの助成を知り継続の希望が持てた。
延べ42件フードドライブとして夏休み、冬休みを中心に食材やお菓子を届けることができ、多くの世帯から感謝の声がもらえた。(利用した家庭からのアンケートの回答を添付します。)
今後の展開
「こどもは地域の宝」という言葉をコンセプトに、平成28年度より「東大宮こども食堂」を開設、各地区の公民館や児童館などでこども食堂を開いてきたが、このコロナ禍の中、公民館や集会所が閉鎖されるなど、活動を停止せざるをえなくなった。
そんな時、コロナ関連で打撃を受けた企業、特に飲食店などに勤務する子育て世帯が深刻な状況に陥っていることを知り、「東大宮フードドライブ」を急遽立ち上げ食材等の寄付を募った。
しかしまだまだ地域には浸透しておらず、当初の1週間こそ民生児童委員の方や自治会長などが自宅にあるレトルト食品や調味料などを寄付してくださったくらいで、なかなか一般の方には届かない場面があったと思うので、これを機会にもっと自分たちの活動を知ってもらいたい。