「地域助け合い基金」助成先報告
東地区社会福祉協議会
富山県氷見市助成額
100,000円(2020/07/08)助成⾦の活⽤内容
コロナ禍の影響を受け、敬老会を始めとした集いの場がなくなり、地域で暮らす高齢者の孤立化が進むと考えられる。そこで、地域の民生委員・児童委員や福祉関係者協力のもと、安否確認及び孤立防止を目的とした見守り訪問活動を行う。訪問時には茶菓子等をお渡しし、在宅で少しでも穏やかな時間を過ごしていただけるようにしたい。
活動報告
令和2年7月23日(木)~28日(火)の間、地区内80歳以上高齢者約750人を対象に、見守りを兼ねた訪問活動を実施。訪問時は玄関先で近況を伺いながら、お菓子を手渡すなど、在宅でも地域とのつながりを感じられるような工夫を凝らした。町内ごとに民生委員児童委員や福祉推進員、地域福祉活動サポーターらが手分けして対象者1軒1軒を訪問。お菓子を受け取った方からは「ありがとうね。最近外に出ることも少なかったから嬉しいわぁ」と顔をほころばせる様子もうかがえた。その他、生活上の困りごとや心配なことを聞く中で、東地区社協の事業や民生委員児童委員らの紹介も行い、身近な相談相手の存在を周知することができた。
以上のことから、この活動が高齢者の見守り、及び地域とのつながりの維持・強化につながったと考える。
今後の展開
東地区社会福祉協議会では、コロナ禍の中でできる地域福祉のあり方を模索しています。今後も地域の状況を見極めつつ、見守り訪問や感染予防対策を講じた地域活動に取り組んで行きたいと考えているので、皆様のご協力をお願いいたします。