NPO法人 みんなのくらしターミナル

助成額

助成⾦の活⽤内容

コロナ禍での「災害避難対応・対策」と「生活支援・孤立防止」勉強会を行います。
当法人では、コロナ禍の中で水害の時期を迎えることから、避難所の３密のリスクを考慮し、それを避ける緊急時の選択肢として「災害時の車中泊避難訓練」を実施しました。 また、コロナ禍での「学校の休業」「外出の自粛」や「接触を減らす」、３密防止などにより、地域で取組む高齢者の介護予防や認知症予防活動などの休止、それに伴う孤立や生活リズムの乱れなどの影響、高齢者や障がいのある方など日常的にケアが必要な方々やその家族などの暮らしへの影響も課題として浮かび上がりました。さらにコロナ禍を踏まえれば、これらは今後、従来の仕組みに戻すだけでは解決にならず、地域のつながり方や住民主体の助け合いの仕組みの再構築など多くの見直しが必要になると考えています。
そこで、これからの新たな仕組みづくりを模索し構築すること、それを実践につなげる人材発掘、育成のため、標記の勉強会を下記の通り行います。

活動報告

新型コロナウイルス感染拡大で多く活動が停止せざるを得ない状況になった。高齢者の孤立や認知能力・体力低下など多くの問題が発生し、ウイルス感染時の対策について多くの課題が突き付けられた。現在も第３波と言われる感染が拡大しており繰り返し起こっている。その状況を踏まえウィズコロナ、アフターコロナを見据えウイルス感染拡大時で更に自然災害が重なることも想定した上で、高齢者などを孤立させず、必要な助け合い支え合いが維持できる新たな仕組みが必要と考え、参加者を募集して『コロナ禍での「災害避難対応・対策」と「生活支援・孤立防止」勉強会』を行った。そうしたところ宮崎市内にとどまらず県内から参加があり、その参加者中心に各地で勉強会が開かれ地域での取組につながり広がりつつある。
・7月12日　『コロナ禍での「災害避難対応・対策」と「生活支援・孤立防止」勉強会』（宮崎市）
・9月29日　　TLネットワーク（共に生き命を守るネットワーク）勉強会（宮崎市）
・10月７日　　新富町社協担当者及び１層SC研修（宮崎市）
・10月30日　 新富町上新田地区勉強会（新富町）
・11月2日　　TLネットワーク勉強会（宮崎市）
・11月17日　 新富町上新田地区勉強会（新富町）
・12月5日　 新富町ボランティア研修会（新富町）
・12月14日　志比田自治公民館、志比田北自治公民館合同勉強会（都城市）
・12月17日　西米良村役場　担当課長、担当者にレクチャー（宮崎市）
・12月18日　みんなのくらし支え合い協議会勉強会（都農町）　五ヶ瀬町SCも参加

今後の展開

どんな状況になっても孤立しない、させないベースとなるセーフコミュニティの構築を行い、それをつなぐネットワークの仕組みを構築していきたい。

添付資料