NPO法人 place of peace

助成額

助成⾦の活⽤内容

子育て中の親子の居場所づくり・相談
コロナ禍で外出を控え、他者と交流していない親子を対象に、孤立予防を目的とし、月1回のひろばを開催する。子育て中の親はスタッフの見守りの安心安全な場所で、子育ての悩みや不安を表出することができる。スタッフは助産師、保育士、子育て経験者で、子育て中の親に丁寧に寄り添うことを習得している。
必要があれば、地域の保健師、子育て支援センター等と連携し、子育て中の親を支援する。

活動報告

子育て中の親子の居場所づくり・相談
コロナ禍で外出を控え、他者と交流していない親子を対象に、孤立予防を目的とし、月1回のひろばを開催した。

主催は当団体スタッフに加え、地域で子育てをしている親が協力した。
また、会場は地域のキリスト教会をお借りしたが、教会の方が会場設営の準備に足を運んでくださり、また、子育て中の親に寄り添ったりしてくださり、さまざまな方の協力を得ることができた。

スタッフは、子育て中の親を労い、親同士が交流できるように促進した。また、保育士や助産師など専門職であるスタッフは、個別に子育ての相談に応じた。
感染症対策として、マスク、手指の消毒、おもちゃの消毒、換気、飲食に留意した。

７月から毎月開催したが、後半はコロナウイルス感染症の拡がりで他の支援センターやふれあい広場が閉会した影響からか、当ひろばに足を運ぶ親が増えた。

今後の展開

当初、ひろばの会場として地域に開かれた、公共性のある場所を探していたが、キリスト教会が無償で部屋を貸してくださることになった。

スタッフは、当団体スタッフのみで行う予定だったが、地域の子育て中の親や、教会の方々が顔を出してくださるようになり、子育て中の親に寄り添う方が次第に増えていった。
ある方は、手作り品を持って子育て中の親を支えてくださり、ある方はひろばの看板を作って下り、またある方は教会のピアノを演奏して、ひろばに来られる親子に楽しみ、癒しを差し上げたいと言ってくださった。
ひろばの様子を当団体のfacebookで随時報告していたが、コロナ禍で行き場のない子育て中の親が足を運んでくださるようになった。

子育てをしている親が子育て中の心配や不安、イライラなどを話す場所があること、同じ親同士が交流する場所があることは、子育て中の親子関係を良好にし、子どもが健全に育つ一助となると感じました。
親が笑っていると子どもの表情が良く、子どもの表情が良いと、その良い表情を見たくて自然発生的に親子に寄り添う方々が与えられました。

今回、助成金をいただいたことは活動開始の励みになり、大変感謝しております。

添付資料