「地域助け合い基金」助成先報告
NPO法人 Support for Children
埼玉県草加市助成額
120,000円(2020/06/16)助成⾦の活⽤内容
コロナウイルスの影響等で保育者や保護者は疲弊しきっている。そこで、保育者養成校の教員が中心となって設立した本団体を通して、日々の保育や子育てに疲弊している保育者や保護者を支援する。また、地域の子育て家庭を対象としたイベントを開催し、子どもに遊びを提供したり保護者の子育て相談に応じたりする。
活動報告
1、保育者や子育て世帯への助言
ZOOMを用いて、保育者や子育て世帯も参加する子育てセミナーを実施した。保育者15名、子育て世帯(母親)5名が参加したこのセミナーでは、保育を研究する我々からコロナ感染症流行下での保育のあり方や子育ての方法について助言した。参加者からは情報が錯綜する中で、保育の専門家から助言を得られたことは有益であったと好評の声があった。ZOOMのようなアプリを使うことで、物理的な地域のボーダーがボーダレスになり、多くの人に助言を届けることができるため、今後もこの活動を定期的に実施していきたい。
2、地域の保育所への手作りおもちゃの提供
地域の保育所等へ手作りの紙芝居やおもちゃを提供した。首都圏は園庭がないか小さいことが多く、コロナ感染症流行下でも子どもが室内で過ごすことが多い。そのため、手作りの紙芝居やおもちゃの提供によって子どもの園生活を充実したものにすることができたと思われる。
今後の展開
私たちが立ち上げたNPO法人Support for Childrenには、保育や子育て支援の専門家がそろっています。保育や子育ての情報がたくさんあり、それらが玉石混交だからこそ、このNPO法人を通じて適切な情報、助言、支援を行っていきたいと考えています。特に、地域資源を活用した保育や子育てについて様々なアイデアがあります。興味がある方、私たちの支援を必要とする方はいつでもご連絡ください。