「地域助け合い基金」助成先報告
美里吾平コミュニティ協議会
鹿児島県鹿屋市 ウェブサイト助成額
150,000円(2020/06/17)助成⾦の活⽤内容
現在、商店街の空き店舗を活用し、住民の交流の場として「コミュニティスポット吾平」を設置して事前申請に基づき地域住民に貸し出している。
そこに、毎週火・木曜日の午前10時から午後4時まで、世話人を常駐させ、だれもが気楽に立ち寄れる「居場所」をつくる。そこから子ども食堂など、さまざまな助け合いやアイデアが生まれる住民参加の地域づくりを推進していきたい。
活動報告
居場所づくり「茶飲ん家」を令和2年7月に開設した。毎週火曜日と木曜日の午前10時から午後4時を開設日とし、100円でお茶やコーヒーが楽しめ、出会いや交流の場とし、世話役を生活支援コーディネーターが務めた。
しかしながら新型コロナウィルスの影響により、開設当初から人を集めることが難しく、現在においても大々的な広報や活動がやりづらい状況にある。
そんな中でもこの取組みに賛同してくださる11名の有志(令和3年6月現在は15名)で令和2年10月に「茶飲ん家盛り上げ隊」を結成し、モノづくり体験やイベントなどを通して、現在のできる範囲で「茶飲ん家」を盛り上げていくこととなった。毎月1回の定例会を開催し活動について話し合っている。世話役も生活支援コーディネーターを含め、盛り上げ隊のメンバーが交代で行うようになり住民主体の取り組みに発展している。
現在までの主な活動は次の通り
〇コミスポ吾平の清掃や環境整備(手すり取り付けや踏み台設置、看板作成等)
〇刃物研ぎボランティア 〇そば打ち体験 〇門松づくり 〇ひょうたんづくり〇コマづくり(地域の小学校に寄贈) 〇竹灯籠づくり ○エコクラフトづくり ○ノルディックウォーキング体験 ○映画鑑賞会
今後の展開
「夢は最大の地域資源」という考えを基に、色々な事を語り合える場を作り上げたいと思い取り組んできました。高齢者はより住みやすく、若者は住んでよかったと思い、子どもたちは住み続けたいと思える地域を目指しています。
高齢者が多い地域で、移動支援、買い物支援、生活支援と多くの課題があり、解決するにも支える側の担い手が少なく、なかなか難しい状況ですが、まずは毎日が楽しいと思える仲間づくりに重点を置き活動を展開していこうと思います。
活動を続けていくためには光熱水費等の維持費も必要となますが、全国で行われている「居場所」活動での必要経費の財源等について御紹介いただければ幸いにおもいます。
「茶飲ん家」盛り上げ隊