「地域助け合い基金」助成先報告
あいおい子ども食堂実行委員会
群馬県桐生市助成額
100,000円(2020/06/17)助成⾦の活⽤内容
コロナ禍による自粛生活の疲弊を、安全、温かい手作りの弁当を家族で食べてもらうことで、子育て中の家庭や孤食の高齢者などを元気づけたい。
月2回の弁当提供を行いたい。
活動報告
今までの子ども食堂は月1回の実施でした。コロナ禍でお休みも考えたのですが、こういう時こそ子ども食堂の活躍動が求められていると検討していたところ、助成団体の的を射る支援が受けられることを知りフードパントリーによる支援が可能となりました。しかも月2回の実施、手作りでバランスのとれた弁当の無料配布のほかに、食材や手作りのマスク、割箸鉄砲など、充実した内容はスタッフの思いが伝わったと思います。
また、利用者も相生町から桐生市内・近隣の自治体全域へと広がり、定期的に実施していることにより地域の方々にも認識が広まっています。数量は十分とは言えませんが、継続して実施することが重要であり、必要とされる方に届けられることが今後の課題です。
貴財団から生活支援コーディネーターの存在を紹介していただいたことは、今後の課題解決に取り組んでいく手掛かりとなりました。
今後の展開
お弁当や食材の無償提供は私たちあいおい子ども食堂単独で実施することは困難であり、団体や、個人など様々な方々から支えられて継続していることを理解していただき、このコロナ禍のもと、支援を必要としている人がそこここに存在すること、こうした困難に「自分たちにできること」を掲げて活動している組織があり、行政はもちろん社会のつながりの中で支え合って、「人、物」など基盤を強化しながら桐生でも群馬でも子ども食堂のような活動が広まることを願っています。
今後お弁当や食材の無償提供について生活支援コーディネーターの方や地域の主任児童委員さんとの連携を強化し、支援を必要としている人とのつながりを確立したいと思います。