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期待される効果

 家庭、地域、学校など社会全体で子ども達を健全育成していくことが、今、求められています。
 学校では、総合的な学習の時間や道徳、特活などの時間を使って、時間通貨に取り組んでみてはいかがでしょうか。また、放課後子どもプランは、学校を開放して、地域の大人達と異世代の子ども達がふれあう機会にもなります。ぜひ、時間通貨にも取り組んでみませんか?
時間通貨に取り組むことにより、以下の効果が考えられます。

  1. [1]子ども達は「役に立つ喜び」や「自分・他人」の能力に気づき、いきいきと成長する。
  2. [2]また、自分を表現する手段として時間通貨を体験しながら、お友達同士や地域の大人達と自分を表現しながらふれあうことができる。(今まで友達でなかった人:子ども同士、異年齢の子ども同士、地域の大人達とふれあい仲間になれる) (仲間づくりの手段)。
  3. [3]また、通学路の安全など地域の課題を大人のサポートのもと、自分たちで考え、時間通貨を使いながら、大人達と一緒に取り組んでいくことで(例えば、地域の高齢者などに見守りをお願いしたり、子ども達が高齢者の話し相手になったりすること)、地域の中で子ども達の健全育成が育まれる。
  4. [4]子ども達からの様々な発信により、地域の課題に関心ある大人達が地域活動に参加しやすくなる。など

 また、子どもが主体的に取り組むには、大人のサポートが必要です。そんなときに地域の大人達がサポーターとして入り、子ども達を見守り励ます役になれば、まさに、地域での子ども達の健全育成となり、学校としても信頼できる地域のサポーターをつくっていくことができるでしょう。時間通貨は地域の大人達と子ども達をつなぎ、信頼関係を育むツールとなるでしょう。