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体験ゲームの進め方(2/2)

スタート

グループ内に、サービスメニューカード50種類をばらまきます。
(注意:サービスメニューがない場合は、白紙に記入してください。カード色彩に特別な意味は、もたせてありません。)
ふれあい切符もある程度渡して下さい。
(渡す時間分の券は、ゲーム時間の内容にもよりますが、概ね5〜10時間分でよいでしょう)

コーディネーター:
各自、「自分がしてもらいたいことを5枚ずつえらんで下さい。」
選び終りましたら、「グループ内においてサービスの交渉を行ってください。」
最初は自己紹介も兼ね、順番に1周してやり取りをすると効果的です。

例えば…

Aさん 「子守りをお願いしたいんですけど」

Bさん 「何歳?」

Aさん 「3歳と5歳で、昼間2時間くらいですけど」

Bさん 「いいですよ。うちの子も3歳だから一緒に遊べてちょうどいいわ」

Cさん 「出張で朝が早いんです。確実にモーニングコールをお願いできませんか?」

Aさん 「何時?」

Cさん 「4時に」

Aさん 「いいですよ」

という具合に進めて下さい。

 サービスの交渉ができましたら、AさんはBさんにお願いするサービスのカードと、お礼としてふれあい切符を渡して下さい。その時は心を込めて「ありがとう」の言葉を交わしましょう。

終了

 終了です。(約30分程度)
 手元のカードが、6枚以上の人が助け上手・4枚以下の人が助けられ上手です。
 時間内において、コーディネーターがグループ内の意見や感想を聞いてください。

 ゲームを通じて、グループ内の交流が深まることはもちろん、地域通貨のイメージも現実味が出てくるでしょう。異世代メンバーを入れたり自分のオリジナルサービスメニューカードを作って、地域や自分に合ったゲームにすると地域や個人の問題、サービスが見えたり、より一層内容が深まります。参加者から意見を聞くことで近隣助け合いの意義が確認できると思います。