共通

4つのタイプで共通と見られること
~はじめた人からのアドバイス~

情報

参加者を集めるには、特に宣伝はしなくても、
口コミで集まってくること

が多いようです。
それ以外にPR方法としては、

  • チラシを作る
  • チラシをポスティングする(近所など)
  • 新聞に掲載する
  • 自治体の広報に掲載する
  • ホームページを作る
  • 自治会の回覧板に載せる、またはあいさつをする

などがあります。またこれは、仲間集めのときにも有効です。

運営のコツ

推進者の役割・心構え

  • みんなが主役。みんながつくる。
  • 頑張りすぎない。無理をしないでのんびり続けること。
  • 最初からすべて完璧にする必要はなく、やっていきながらみんなで中味を作りあげていきましょう。
  • 無理をせず、来られる人が来て、いる人でやっていく。やれるように、やりたいようにやる。また、意見交換の場をもちましょう。
  • 誰でも受け入れ、その人らしさを認め合うことが大切です。その人を生かしましょう。

ルール

作らないよさ、作るよさ、どちらもあります。実際の例ではルールがないところが多いようですが、あったとしても簡単なルールにとどめています。

各地で運営されているルールには、次のようなものがあります。

  • 役割を決めない
  • 自分のことは自分でする
  • 誰が来ても「あの人だれ?」という目でみない
  • プライバシーを聞き出さない
  • テレビは置かない…etc

プログラム

人が集まりやすくなるツールとしてのプログラムは、あった方がいい場合、ない方がいい場合、これもどちらもあります。

プログラムがなくゆったり過ごせるからいい所であったり、プログラムがあるから行きたい所であったり、地域の中にいろいろなタイプの居場所があったら選択肢が増えていいですね。

プログラムをもたない所も、季節のイベントなどは、ほどよいメリハリにもなるようです。大切なのは、

プログラムありき、にはしない。

あくまで集まった人からの自然発生的なものであること。
大きな活動になったら、居場所とは別の活動に移行していくのもひとつです。

プログラムにのらないで過ごせるスペースや雰囲気があること。

などです。

おいしい食事

なんといっても食事は基本です。みんなで食べるおいしい食事は豊かな生活にかかせません。バランスのとれた食事や、コーヒー、紅茶、手作りのケーキなど、軽食を提供している居場所は大人気です。お茶や食事は人が集まるためのひとつのツールでもあります。また、地元商店や福祉施設の手作りお菓子などを置くのも交流のきっかけとなります。

金魚・犬・猫・畑・菜園・花壇など生き物や植物を育てる

小さな畑やプランター菜園など、野菜を育ててみんなで食べる。お花を育ててみんなで愛でる。動物を育てる。自然や動物は人の心に豊かな栄養を運んでくれます。子どもとお年寄りが急に向かい合っても打ち解けるのは難しいものです。しかし、植物や動物が間にいることで、自然と会話がはずみ、心の距離も縮まります。

ものづくり

なにかを一緒につくっていると、自然に生まれる連帯感。仲間づくりの第一歩です。また、プレゼントや寄付などの目的をもって、ものをつくるということも励みや、やりがいにつながります。

「時間通貨」の活用

ふれあい助け合い支え合いのきっかけに「時間通貨」を活用しませんか。「ちょっとしたことはお互いさま」と、みんなで助け合い、助けられる関係をつくりましょう。

これから始める方へのアドバイス・メッセージ

  • とにかくはじめることが大切!
  • 継続することも大切。無理せず、身近にあるものでできることからやっていくこと。
  • 地域のニーズに合わせることも大事。ニーズがあってこそ、居場所は成立する。
  • 最初から行政に頼らないこと。自分達ができることから考えていった方がうまくいく。
  • 近隣との交流を大切に。