「ふれあい切符制度」の預託の形態について…(2/2)
- なお、最近の傾向として、時間通貨と大差ない運用をしている団体が多く見受けられます。例えば、ふれあい切符を使って時間通貨が得意とする「気軽なちょっとしたサービス」のやりとり(流山ユー・アイネット)や預託に期限を設定して、循環を促進したり(さわやか愛知)、団体への寄付など長期に亘る時間預託を取らないで、助け合いの活発な交換を促進する運用が行われています。
尚、ふれあい切符と「時間通貨」は共に相互扶助を目的にした地域通貨ですが、一点大きな違いがあります。時間通貨は円とは全くリンクしませんが、ふれあい切符はサービスの受け手からの謝礼金(サービスを気兼ねなく受けられるための工夫であり、担い手の労働の対価ではありません)とリンクします。