皆さんはご近所に気にかかる人はいますか? その人は何か困っていることがありますか? その人を助けてくれる人はいますか?
では、皆さん自身が何か困ったときに「助けて」と気軽に声を掛け合って助け助けられる関係の方はいますか?
さわやか福祉財団は、地域では普段から「助けて」と言い慣れていないことに着目しました。「助けて」と言えない人たちが気軽に「助けて」と言えるようにするための手法、団体やグループ型の活動より、もっと気軽なゆるやかな近隣の助け合いの形を地域に普及させていくための様々な働きかけを行っています。
その一つの方法が「時間通貨」です。時間通貨は誰もが平等に持つ「時間」を単位とした地域通貨の一種です。時間はすべての人に共通のもの。大人も子どもも、プロも素人も等価値で分け与えることができるものです。
それぞれの人が持っている能力はすべて役に立てることができる、皆が社会に活かせる何かを持っている、そんな助け合いの形が「時間通貨」です。ぜひ、皆さんも地域ではじめてみませんか?