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地域通貨で支え合いのきっかけづくりを始めてみませんか?

 「さわやか福祉財団では、地域でお互いが自然に助け合い、支え合いながら、誰もが安心して暮らせる『新しいふれあい社会』の実現を目指した活動を展開していますが、そのためには、近隣で助け合える関係づくりが大切だと考えています。
 例えば、「お元気ですか」と声をかけられたり、ゴミを出してもらったり、ついでの買い物に行ってもらうなど、ご近所での何気ない支え合いがあれば、地域でもっと安心して暮らせるのかもしれません。けれども、このようなちょっとしたお願いでも、なかなか人に頼みにくかったり、頼まれれば引き受けるけれどきっかけがない、というのが現実ではないでしょうか。
 最近注目を集めている「地域通貨」は、地域の中で「助けてほしい」「何かお手伝いしたい」という気持ちをつなげるための手法として、また、地域の活性化を目的として日本の各地で始められています。その数は把握できるだけでも600を越えています。さわやか福祉財団が従来より進めてきた「ふれあい切符制度(時間預託制度)」も、「地域通貨」の仲間であり、現在、特に力を入れて推奨している「時間通貨」(早期循環タイプ)も共に相互扶助を目的にした地域通貨で、地域のふれあいづくりを目指しています。
 さあ、あなたも「地域通貨」のすばらしさを知り、地域の支え合いのきっかけを作ってみてはいかがでしょうか。